ダンスのレッスンでひざを痛めてしまった30代女性 1
2016/04/03
お友達の紹介でお越しのGさん(30代女性・公務員)。
一昨年、趣味のダンスのレッスン中にひざを痛め
病院では前十字靱帯・内側側副靭帯損傷と云われ
電気治療やテーピング・周辺の筋肉の強化を指導されていました。
当初の痛みは緩和したそうですが1年以上たった今でも
しゃがむと痛い・階段の昇り降りで痛いひざ痛は残ってしまいました。
当室へは知人の紹介でした。
痛みのある動作を確認すると
- 深く曲げると痛い
(普通の椅子は良いがソファーになると痛み) - 階段の昇り降りで痛み
(特に降りる時) - 膝を内側に倒す(ねじる)と痛み
(左に方向転換しようと右膝を内側に絞る)
ひざの内側下方に弱い目の圧痛がありました。
膝の引き出し検査と外反テストをすると違和感がありました。
初回
膝に痛みのある動作を確認していると、内転筋の影響が大きいようでしたので
簡易的に内転筋を調整して動作してもらうと
「え~ さっきよりもラク!どうしてですか?」
と軽減します。
またひざの内側の圧痛も
「そんなに気にならないです。」と改善しました。
可能性としてですが
筋トレが、かえってひざの動きを阻害しているかもしれません。
ここまで確認した所で体幹の循環を高める操法をしていきます。
生理的な疲労が取れたところで
下肢の関節の可動域を目安に筋肉を緩めていきます。
特に内転筋とハムストリングが、いろいろな関節の制限をしているようでした。
膝の痛みを取るための筋トレの悪影響が大きそうです。
ひざが痛いので膝を動かさずにできる、内転筋とハムストリングのストレッチをしながら
膝の可動域を調整していきます。
「こんなに曲がった右膝を見るのは、久しぶりのような気がします。」
バランスのため左側もチェックをしつつ緩めておきました。
もう一度検査をして改善を確認します。
ひざの引き出し・外反テストの違和感は取れていました。
ひざ内側の圧痛も大幅に改善しました。(何となく違和感くらい)
ひざの屈伸は正座はできませんでしたが、普通にしゃがむくらいは曲げられるようになりました。
其々の検査で改善されていたので、
セルフエクササイズをおさらいして次回としました。
「お友達から話には聞いていましたけど
一度でこんなに改善するなんてびっくりです。」
とても喜んでいただけました。
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