20年来のむち打ち後遺症で来室の50代主婦
2016/04/03
以前当整体室で股関節痛が改善したTさんのお母さんYさん(50代主婦)。
20年くらい前に交通事故によりムチ打ちとなり
以来首の可動痛があるそうでTさんから進められて来室です。
検査では
上向きで首から左肩にかけての痛みと
左に振り向くときに同様の痛みがあります。
左肩も挙げていくと引っかかりを感じるそうです。
最近左腕も肩から指先にかけてシビレてきたそうです。
最初に頚椎の歪みを触診してみましたが
生理彎曲は失われてストレートネック状態でした。
背骨も同様に生理彎曲が失われ全体的に硬直しています。
先ずはこの背骨・首の弾力を取り戻し、生理彎曲を付けることを目指します。
座位のまま骨盤&脊柱の操法をすると
首の上向き・左振り向きは可動範囲が広がり
左腕は挙上して引っ掛かりが軽くなりました。
「今まで20年も付き合ってきた痛みが
こんなにすぐに軽くなるなんて...」
「まだまだ始めたばかりですからね。
もっと良くなりますよ!」
次に関節動作法で上頚の可動を付けていきます。
「あっ 上が向ける!」
この事から推察されることは
ムチ打ちをやった当初に首を庇った動作が癖になり
正しい関節動作を妨げていたものと思われます。
このような見立てのもと身体の循環を高め
更に脚部~腰背部~頚・肩部にかけて筋緊張を取り
再度首・背骨の生理彎曲を付けていきました。
首の可動域は7割方改善し
肩から指先までのシビレは手首から先に残るまでになっていました。
ご自宅で行うエクササイズをおさらいして次回としました。
『これなら洗濯ものを干すのも楽よ。』と笑った笑顔が印象的でした。
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