朝起きてすぐ痛い腰痛、それは寝腰です。
2016/04/03
「朝だけ腰が痛いんです」と来室のEさん(30代男性・会社員)
去年の秋ごろにぎっくり腰をやってしまい、1か月くらい接骨院へ通ったそうです。
当初の痛みは治まりましたが、朝起きた時の腰痛が残ってしまいました。その後1か月ほど接骨院へ通いましたが、とうとう改善しなかったそうです。
当室へは会社の上司の紹介で来室されました。
初回はまだ痛みが残る朝8時に来てもらいました。
来室時の痛みは起きた直後よりもいいが、
腰の前屈・後屈とも痛い
寝た姿勢から寝返りで痛い・起き上がりで痛い
状態でした。
その他に平日よりも休日のが痛みがあるそうです。
長く寝るほうが痛いのは寝腰の可能性があります。
この手の痛みは緊張による痛みというよりも
弛緩による痛みのケースが多いので、さっそく検査してみます。
疼痛誘発動作の要領で、施術ポイントを探していきます。
腹部の深層筋で大幅に変化が出ます。
痛くないように深層筋が緩むポジションで
奥深くまで活を入れていきます。
左右とも手を入れたところで再検査です。
寝返り ⇒ 痛くない
起き上がり ⇒ 少し痛いが大分楽
腰の前屈 ⇒ 痛くない
腰の後屈 ⇒ 少し痛みが残る
もう少し調整していきます。
腹直筋を緩め、横隔膜を緩めてからもう一度深層筋にアプローチ。
さらに奥まで手が入りました。
これで起き上がり時と後屈での腰痛が取れました。
最後に腹部の深層筋のセルフエクササイズを
2種類やって次回としました。
デスクワークで仕事をする人に「寝腰」増えています。
長く寝たり腹部の筋肉が弛みすぎると起こる腰痛です。
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