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交通事故後の後遺症と言われた痛み・不定愁訴のOLさん

   

紹介で通院されているMさん(20代女性、事務職)

昨年交通事故に遭われて以来

左足を付くと足の甲が痛い
(足を引きずる、特に階段を下りるとき)

首から肩にかけて強いコリに悩まされ、頭痛を感じることもある

なんとなくいつも身体が重い感じがする

特に気圧の変化で調子が悪くなる気がする、

等の諸症状で困られているそうです。

交通事故でのムチ打ちなど首を痛めた時、このような症状が現れることがあります。
Mさんの場合

まず足甲の痛みはその場で痛みが取れました。
(施術開始5分ほどです。)

ねんざの後遺症のような状態だったようです。どうすると痛いか確認していて、その場で関節動作法で痛みが取れてしまいまいました。
体幹の循環を高める操法で全身を調整した後、骨盤の歪み、背骨の歪み、胸郭の歪みと調整していきます。

特に背骨は椎骨の周りが緊張して力が抜けない状態でした。

時間をかけていつもより軽めにじっくり緩めていきます。

ここで焦って強く施術してしまうとかえって身体が刺激に反発し、強張ってしまう恐れがあります。

その時の緩みより一晩寝た後で、もっと緩むことを意識した施術を心がけました。

またひざ下の2本の骨格(脛骨ひ骨)を締めると、足取りも驚くほど軽くなるそうですので、事故の衝撃などが脛骨ひ骨間を緩めてしまっていたのかもしれません。

これらの施術内容結果を説明し初回終了としました。

お陰様でMさんは3日後の2回目の施術では

足首の歩行時の痛みは再発しておらず、
首から肩にかけての強い凝りも
ゼロではありませんが『今までと違ってかなり楽でした』
と喜んでくれました。

事故後の後遺症と言われるような症状は、事故の肉体的精神的な衝撃による過緊張が原因と考えられます。
しかし強く揉んだり捻ったり引っ張ったりしてはかえって緊張が強まり、症状を悪化させてしまう恐れがあります。

細心の注意が必要です。

 

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 - むち打ちの後遺症