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踵が痛い・足がしびれる・膝裏の違和感で来室の会社員さん 1

   

標記の症状で来室のAさん(40代女性・会社員)

 

来室時の症状は

左右の踵後面を床に突けると痛い(長座をして当たる踵付近)

長時間立っていたり歩くとかかとが痛い

左右の下腿部に痺れ感

右ひざ裏に腫れているような違和感

を訴えられていました。

 

右かかとは2年位前からの症状で、その他は数か月前からの症状だそうです。

 

施術

骨盤・脊柱の弾力性などを検査してから、デモンストレーション風に首の下向きでの痛みを関節動作法で緩和していきます。

次にセルフケアがてら踵後面痛の痛みを、つながりから筋膜を緩めて緩和してみます。

踵が痛い足底筋膜炎も痛いか踵には原因がないことが多くあります。

彼女の踵痛が何処から来ているか検査をしていくと、彼女の踵後面痛はアキレス腱の筋腱移行部の緊張から来てることが判りました。

両足ともアキレス腱の筋腱移行部をリリースすると、長座時の踵後面痛は緩和してくれました。

何となくですが当室の身体観・整体法を体験してもらったところで、本格的な整体施術に入りました。

 

先程のアキレスの筋腱移行部も、何故そこが緊張しているかを探し、解除していかなくてはなりません。

最初は硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を促す施術から始めます。

膝倒しを指標に調整していきます。

一通りの施術で骨盤・脊柱も弾力性が出てきました。

 

次に手首・足首の調整をして重力による影響を解除していきます。

全体的な身体の調整の後は、個別の症状の解除をしていきます。

 

少し残る踵の圧痛を指標に疼痛誘発動作をかけていきます。

腹部は深部の筋肉にコンタクトすると違和感が強いので、筋膜のつながりから内果を使いました。

内果・殿筋で圧痛が軽減するので、セルフでのやり方を説明しながらリリースしていきます。

両下腿部の痺れは筋膜の弛み過ぎを改善していきました。

 

仰向けの姿勢で其々の症状が緩和できたので、立位での痛みを確認します。

立位で踵の痛みが出ましたので、立位のまま疼痛誘発動作をかけ、臀部と横隔膜をリリースすると

「さっきよりも良くなっています」

今回は深追いせずにここまでとし、セルフエクササイズをおさらいして次回としました。

 

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