捻挫の後遺症? 内反で痛みが残る足首痛
2017/12/12
毎月メンテナンスに通われるFさん(50代男性・公務員)
2週間ほど前の稽古中(Fさんは現役で武道の稽古・指導をされています)に、右足首を捻ってしまったそうです。
一時の痛みは治まったものの足首を内反(内返し)すると、足首の内側に痛みが残ってしまいました。
湿布をすると楽な気がしますが改善はしないようです。
施術
捻挫の後遺症として、関節の動きが少し不正になっている可能性がありますので、関節動作法で改善するか試してみます。
角度を変えながら動かすと、内反の痛みが軽減するポイントがあります。数回体に覚えこませるように動かしていくと
「さっきより楽ですねぇ」
と変化が出ました。
当室の整体でも軽減できそうです。
確認できたところで基本の脳脊髄液の循環調整から始めます。
今回は循環調整を行っても膝倒しの動きに渋さが残りました。
おそらく足首だろうとTLすると、案の定膝倒しがスムーズになります。
足首って大切なんですねぇ。
古典調整で足首を調整していくと、膝倒しもスムーズになりました。
下肢・上肢のROMの調整をして足首の再検査です。
「痛みはだいぶ取れましたが、まだ少し違和感が残ります。」
再度関節動作法を行いますが、それほどの変化はありませんでした。
足を捻ったとき、又はその後の痛みを庇う動作で、離れたところの筋筋膜に異常が出ているようです。
疼痛誘発動作をで原因筋を探していきます。
下腿部外側、腹部深層筋でも反応がありましたが、最もすっきり取れたのは殿筋群でした。
もう少し細かく殿筋をチェックして緩めていくと
「先程の違和感も取れました」
と改善できました。
足首の捻挫などで痛み・違和感を残していると、身体は防御反応で歪み・緊張し、思いもよらない症状の原因になることもあります。
「もうそれほど痛くないから」と軽く考えずに、しっかり調整しておきたいものです。
次回はカテーテル手術を受けての初のメンテナンスになります。
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