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寝違えで首が動かない会社員さん 1

   

はじめてのクライアントさんで当日希望の方でした。

3日ほど前に寝違えのような首痛になり首を動かせなくなったTさん(40代男性・会社員)

2日間仕事を休んで様子を見ていたが、回復の気配がなかったそうです。

 

普段は立ち仕事が中心ですが、数日間パソコンで事務仕事が集中してずっと下を向いていたのが、思い当たる原因だそうです。

 

来室時の状態は

上向き・下向き・左向きは特に痛みが強い、右向きも痛いが少し可動がある

状態でした。

腕かなぁ、普段立ち仕事なので足かなぁ、などと予想を立てながら検査を進めていきました。

 

骨盤・脊柱の動きは硬さを感じました。

肩の外転は思ったより可動がありました。

 

寝せる前に少しでも可動範囲を広げておこうと、疼痛誘発動作で検査をしてきましたが、腕も足もあまり反応がありませんでした。

防御反射が強すぎるのかもしれません。

 

施術台に仰向けになってもらうと、左肩甲骨付近が重だるいそうなので横向け寝で施術に入りました。

左肩甲骨周辺と胸部の緊張を緩めると仰向けになっても

「さっきよりは良いようです」と変化していました。

座位での検査、横向け寝での施術の感じから、筋筋膜性の問題よりも内臓疲労からくる問題と診立て、腹部のチェックをしてみます。

上腹部の緊張が強く感じられました。

また手三里の刺激で左肩甲骨の重だるさが軽減するようですので、消化器系の疲労と思われます。

 

手三里の刺激と直接上腹部のリリースで仰向けが問題なく出来るようになりましたので、硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を高めていきます。

 

渋さの残るひざ倒しも腹部の調整で取れてくれました。

これで仰向けの姿勢での左右の振り向きの痛みはほぼ解消しました。

 

うつ伏せになってもらいます。

首に力が入るときに少し痛みが出ましたが、比較的スムーズに寝返りが出来ました。

 

背面に筋ポンプをしてさらに循環を高めていきます。

 

今度は背部の筋緊張をリリーズしてきます。

僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋などにコリが見られました。

 

夫々を筋膜の繋がりを使ってリリースしていきます。

ここでうつ伏せから起き上がってもらいます。

「うつ伏せから起き上がる方が首に負担が少ないですよ」

「確かに今は痛くありませんでした。」

座位で首の動きを確認すると左右の振り向きの痛みは取れていました。

下を向く時「ちょっと痛い」

上を向く時は「かなり向けるようになりましたが、最後が痛い」

状態でした。

疼痛誘発動作では胸部・腹部(消化器系)で反応が得られましたので、仰向けで更にリリースして再検査。

「だいぶ楽になりました。」

特に消化器系を緩めるセルフエクササイズと、食事し方のアドバイスをして次回としました。

 

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