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走ると痛い、しゃがむと痛いオスグットの中学生 2

   

走ると痛い、しゃがむと痛いひざ痛のT君(中学生・野球部)

1か月ほど前からの症状で、病院ではオスグットと言われオスグット用のサポーターを付けています。

以前 当室でオスグットが改善した知人の紹介で来院されました。

 

来院時の状態は

どちらかというと左ひざのほうが痛い

しゃがむと痛い

ひざ下に圧痛がある

状態でした。


2回目(1週間後)

「練習してもひざに痛みはありませんでしたが、まだひざを曲げると怖い感じがします。」


しゃがんで蹲踞の姿勢を取ってもらうと、左右のひざの高さが異なります。

痛いほうのひざを庇っているようです。

ひざ下の圧痛はありませんでした。


了解です。

脳脊髄液の循環調整を行い、疲労を取っていきます。

今回も股関節屈曲の動きで左股関節の引っ掛かりが残ります。

股関節屈曲の動きを指標に疼痛誘発動作をかけていきます。

腰背部とと腹部の深層筋で反応がありました。

腹部の深層筋はすぐにリリースできましたが、腰背部の深層筋が残ります。

周りの弱化した筋の影響を受けているかもしれません。

案の定、同側の内転筋群で反応がありました。

内転筋群の筋力調整していくと、股関節の動きもスムーズになってくれました。

一度起き上がってひざ屈伸の再検査をします。

「曲げた時の怖さがなくなりました。」

ひざの高さも揃っています。


何度か繰り返してひざ屈伸をしても大丈夫でした。

 

セルフエクササイズのおさらいをして終了としました。

経過観察をしてもらい、今の状態が維持できれば卒業で良いでしょう。

 

オスグットは筋筋膜の施術で早期回復も珍しくありません。

オスグットと診断されてもがっかりせずにご相談ください。

 

 

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