演奏家の方の寝違えのような首肩の痛み
狭いオーケストラピットでの不自由な態勢での演奏で、寝違えのような痛みになってしまった演奏家のMさん(40代女性)。
2~3日前から右肩から首にかけて可動痛があります。
G響の仕事で当地へいらして、翌日からの仕事に備えて来室です。
揉み系・バキバキ系の整体では過去に痛い思い・怖い思いをして懲りているので、ネットで調べて当室を指名して下さいました。
来室時の症状は
右腕を挙げる・動かすと右肩から首にかけて痛い、
首を右に向ける・上を向くと右肩から首にかけて痛く、
痛みはピリッと走る寝違えのような痛みでした。
以前より演奏姿勢などから身体の歪みやコリを気にされて、操体や旧師の整体法の本などを読んだことがあるそうで、セルフエクササイズなどにも興味があるそうです。
先ずは座位で首や肩の可動域をチェックしてから、疼痛誘発動作で問題となる個所を探していきます。
お仕事柄なのか?逆側の大胸筋で肩の可動域が少し拡がりました。
この可動域の広がりをMさんもキチンと体感されたので「身体の感受性が高い」と判断して、座位での足首の操法から始めてみました。
動診をして右の足首を操作しながら、右肩や首が楽になる・心地よい体勢を探していきます。
やはり身体の感受性が高いのですぐに心地よさを感じ、自ら身体を緩め始めました。
次に仰向けでひざ倒しをやってみます。
これも上手に身体を動かし心地よさを感じ改善していきます。
これで右肩の可動域はほぼ正常になりましたが、首の右振り向きでの痛みが残ります。
次に筋ゆるで肩甲骨周辺から首にかけて緩めてみます。
首を触ると少し緊張されたようなので
「大丈夫ですよ。ボキッとか揉んだりしませんから。」
軽く触れる位のタッチで筋肉を緩めていきます。
最後にタオル枕で首の調整を行い確認です。
「動きも軽くなり、左と同じように動かせるようになりました。
助かりました。」
関節動作法のセルフエクササイズの説明をして終了としました。
楽器の演奏で普段から身体の歪みが気になっていたMさん、
ちょっとした刺激や動作法で、可動域が拡がり身体が楽になっていくことを、素直に受け入れていただきとてもスムーズに施術ができ良い結果に繋がりました。
Mさんこれからも演奏活動、頑張らずに頑張ってください。
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