歩くとかかとが痛い足底筋膜炎と言われた痛み 2
2016/06/28
歩くと左足のカカト付近が痛いと来室のFさん(50代男性・公務員)
仕事の傍ら武道の稽古・指導をしているそうです。
3か月程前から左足を付くと痛みが出るようになり、病院で足底筋膜炎と診断されストレッチを指導されましたが痛みはとれませんでした。
その後は接骨院へ電気治療に通いましたが、そこでも改善しなかったそうです。
初回来室時の痛みは
歩いていても左足を付くと痛みがあり、
かかとの内側の側面に圧痛がでました。
朝起きて直ぐと、稽古中・稽古後は特に痛いそうです。
2~5回目(週2回ペース)
朝の痛み・稽古後の痛みは残るものの、普段の痛みはだいぶ取れてきました。痛みが出た時もセルフケアで軽減できるようになってきました。
6回目(6日後)
ゴルフへ行って強い痛みが出てしまい、急きょ来室。反復的に足首を捻ることで足首が弛んで痛みになっていたのでさらし固定で対応。
7回目~10回目(週1ペース)
疼痛誘発動作でハムストリングから大殿筋で「Fさんのかかと痛」が軽減することが確認でき、朝起きた時の痛みがなくなりました。稽古後も違和感が出る程度まで軽減しました。
Fさんは、日ごろ立ち仕事をしていて、その上ほぼ毎日武道の稽古・指導を続けるなどハードな毎日を過ごされていますが、何とか2カ月で足底筋膜炎と言われたかかと痛から回復できました。
原因は人によって個別性があり様々ですが、Fさんのかかと痛はハムスト・大殿筋の緊張からきているようでした。足底に電気を当てても改善しなかったわけです。
ひとの身体って面白いですねぇ。
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