腕を上げると痛い・三角筋のストレッチで痛い肩痛のクライアントさん 2
数年前から身体のトラブルがあると来院されるUさん(40代公務員)
最初はテニス肘、その後ランニング時のひざ痛、寝違えなど...
基本的にスポーツマンなのでスポーツ障害が多いようです。
今回は肩痛、腕を上げたり肩のストレッチで痛みがあります。
半年前にバレーボールのスパイクで痛め接骨院で治療を受けていたそうです。
当初の肩甲骨周辺の痛みは治まってきたそうですが、肩前面の動作痛がどうやっても改善できないそうです。
痛む動作を確認すると
肩の屈曲(バンザイ)外転(横から上げる)三角筋後部のストレッチの動作で肩前面に痛みがあります。肩前面には圧痛もありました。
2回目(1週間後)
「だいぶ痛みは軽くなってきました。
仕事で疲れて肩周辺が張っても腕を緩めると楽になります。」
肩の屈曲・外転・水平内転の可動範囲は前回施術後の状態を維持していました。左と比べるともう少し可動域が広がりそうです。
肩前面の圧痛は再発していませんでした。
やはり腕の屈筋群の影響が大きかったようです。
今回も体幹の循環を高める操法から始めます。
うつ伏せで下肢の筋肉をポンプしていると
「先生、数カ月前に左の腿の裏を肉離れしているんですが、肩に関係ありますか?」
と申告、ポンプを終えた後検査してみると反応があります。
「影響ありそうですよ、ほら...」
TLしながら肩の動きを確認すると可動域・ツッパリ感が軽減します。
腿裏の肉離れ痕を施術すると肩の動きがだいぶスムーズになります。
もう少し追いかけていきます。
挙上時(屈曲時)の可動域は前腕の緊張を緩めると改善します。
「やっぱり腕ですかね~。」
水平内転時の三角筋後部のツッパリ感は手根骨で改善。
「手もあるんですか~?」
最後にもう一度体幹の循環をチェックして終了。
「接骨院では腱板損傷と言われ肩甲骨周辺に電気をかけていましたが、大腿部や手からきている痛みは取れませんよね...
でも腿を施術して肩が上がるとは...」
不思議そうな、でも実際に自分の身体で体感して納得したような複雑な感想が印象的でした。
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