尻もちをついてから尾骨痛になってしまったOLさん
右臀部の痛みで来室のTさん(30代OLさん)。
2月にウィンタースポーツで尻餅を突いてから、尾骨周辺が痛くなってしまったそうです。
その時は病院に通って一旦痛みは消えましたが、GWに旅行へ行ってから尾骨痛が再発してしまいました。
今回は病院でも痛みが取れないため姉さんの紹介で来室されました。
来室時の症状は右臀部・尾骨周辺痛で
立ったり座ったりで痛い、
寝返りで痛い、
歩いたり立ち仕事をしていると違和感・鈍痛がある、そうです。
痛みの発生状況から尻餅による尾骨の歪みが考えられます。
脳脊髄液の循環を調整してから、更に筋ポンプで体液の循環を促していきます。
寝返り痛は腸骨の関節動作法で改善しました。尾骨の歪みのバランスを取るために腸骨も歪んでしまっていました。
立ったり座ったりでの臀部痛は尾骨の関節動作法を行ってみます。
「今までよりも楽になった気がします」
尾骨の歪みは少し残るようでしたので、立位で股関節の屈曲伸展・内転外転、腰の前屈後屈などの運動を尾骨の関節動作法を行いながら調整をしていきます。
セルフエクササイズは腹圧を使った尾骨の修正をしてみました。
「ゼロではありませんが、来た時よりもかなり楽になっています。」
尾骨の歪みの他、腸骨の歪みも影響していたようでした。セルフエクササイズをおさらいして次回としました。
尾骨の歪みによる腰部・臀部痛は、多くの場合「腰痛」とされて施術されますが、腰部臀部の筋肉を緩めても尾骨の変位が改善しないと痛みが軽減しません。
今回のように「尻餅」をしたなどの「身に覚え」があれば尾骨の変位も見つけやすいですが、長時間の歩行や悪い姿勢で座っていたことによる生活習慣からくる尾骨の歪みは、実際に尾骨を調整して痛みが軽減する事で確認します。
立ったり座ったりで痛い、前屈で痛い、寝返りで痛いなどの中には、尾骨の歪みによる痛みの可能性もあります。
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