歩くと痛い・階段昇降で痛い半月板損傷と言われたひざ痛 1
2016/10/04
「歩くと痛い・階段昇降で膝が痛い」とMさん(30代男性)
2~3年前から深く膝を曲げると痛みがあったそうですが、数か月前から歩行時にも膝が痛くなり、病院でMRIの結果「半月板損傷」との診断でリハビリを受けていたそうです。
リハビリは主に大腿部の筋トレだったそうですが、膝の痛みに変化がないためHPを見て来室されました。
来室時の症状は
歩くと痛い(両ひざ痛いが特に左が痛い)
膝の曲げ伸ばしで痛い
左ひざの内側には圧痛がある
状態でした。
検査をすると
骨盤の動きが悪く
脊柱は比較的弾力があり
肩の外転は左右とも150度位までしか上がりませんでした。
また仰向けで膝が伸ばせないので両膝屈曲位で膝倒しを確認しましたが、両方とも腰部に張り・痛みがありました。
全身が緊張しているようで、このような状態でリハビリとはいえ筋トレをするのは、医学的にはどうかわかりませんが、整体的には無謀と思えます。
まずは圧痛の解除から。
膝の内側周辺に組織復元法をかけていくと痛みは軽減し、徐々に痛みの範囲が狭まってきます。
大方の痛みが解除出来たところで、膝の関節動作法で膝の伸展痛(足を伸ばせるように)を取っていきます。
完全伸展まではいきませんでしたが、膝裏に10㎝くらいのあて物を入れれば足を伸ばしていけるようになりましたので、本格的な整体施術に入りました。
骨盤・首の調整をして脳脊髄液の循環を調整し、全身の疲労を取っていきます。
膝倒しでの腰部の張り・痛みが取れたので(仰向けのまま)膝の屈曲を確認します。
90度位で痛みが出ます。
膝の屈曲よりもまず股関節の屈曲も固いようなので、最初に股関節の調整をしていきます。
股関節の動きをチェックしながら施術ポイントを探していくと、腹部の深層筋で股関節の動きが良くなることがわかりました。
患側だけでなく健側の腹部もしっかり緩めて再確認です。
「あれ~ こんなに曲がるようになりました。」
起き上がっての再検査でも
骨盤の弾力が出て肩の外転も左右とも180度まで挙上できるようになっていました。
立ち上がって足踏みをしてみると
「来た時と全然違いますね。ほとんど痛くないです!」
安定するまでもう少し時間・回数が掛かりますが、初回から変化を実感してもらえたようです。
セルフエクササイズの確認をして次回としました。
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