手をつくと手首が痛い子育て中のママさん 1
お友達の紹介で来室のRさんは、2才のお子さんを子育て中のママさん。
出産後に手首痛で病院で「腱鞘炎」と診断されていました。
お医者様は「無視をしなければ徐々に痛みは取れますから」と言われていたそうです。
その後は少しずつ痛みが軽減しましたが、右手を突いたときの右手首痛だけが、2年たっても残ってしまっているそうです。
一時は接骨院へも通いましたが、電気治療やマッサージではほとんど改善しなかったそうです。
来室時の症状は
右手を突くと手首が痛い
荷重が掛かっていなければ手首をそらしても痛くない(可動範囲は少し狭い)
でした。
椅子や床に座っていて立ち上がるときにちょっと手を突くのも痛いそうです。
検査をしていくと
骨盤の動き(特に右)が硬い
脊柱も上部腰椎・下部胸椎付近が硬い
肩の外転も右肩は120度位で止まってしまう
状態でした。
硬膜の調整・筋ポンプをして体液の循環を促す施術をして疲労を取っていきます。
この時点で再検査すると右仙腸関節・脊柱の動きは改善していましたが、右肩の外転はあまり変化していませんでした。
手首の関節動作法を試してみます。
「そうやっていると楽です!が、離すと戻っちゃいます...」
次に疼痛誘発動作で問題となる筋を調べていきます。
遠くから肩甲骨周辺・頸部、胸部...
胸部で軽減します、もう少し細かく検査していきます。
大胸筋・鎖骨下筋・小胸筋、小胸筋で大幅に痛みが軽減するようです。
小胸筋を緩め再度手をついてもらうと
「痛みが3割くらいに減ってます。」
もう少し診ていきます。
上腕・前腕、手掌...
母指球でも痛みが軽減するようです。
「さっきよりもまた楽になりました。」
今回は深追いせずにここまでとし、セルフエクササイズを指導して次回としました。
産後の腱鞘炎では授乳期で湿布はなるべく使いたくないママさんも多いようです。
(湿布で腱鞘炎が根本的に改善するとも思えませんが)
そうするとなかなか有効な治療法がないのが現状です。
元気が一番整体室は、自然治癒力を上げ回復力をアップする手法、筋膜の繋がりを使って原因筋を緩める手法で、腱鞘炎のママさんのお役に立てるかもしれません。
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