立ち仕事でいつも腰が重い、腰が痛くて仰向けになれない慢性腰痛の症例２
「いつも腰が痛いんです」と来室のＥさん（３０代女性・販売職）
仕事柄、立っていての腰の重さは「慣れっこになっちゃいました」そうですが、先月から仰向け寝の姿勢でも腰が痛くなり、これが結構つらいそうです。
これまでも腰が辛くなると接骨院でホットパックやマッサージを受けていたそうですが、「保険治療じゃ良くならないよ」という同僚の紹介で、当室へ相談となりました。
初回来室の状態は
立っていても座っていても腰が重い（痛い感じじゃない）
仰向け寝の姿勢で腰が痛い（１～２分で痛くて横向け寝になる）
その他に左足首の違和感・肩こりがありました。
週1回の施術を5回ほど行い「最近は腰が気にならない」まで回復し、検査でも骨盤・脊柱の弾力が保てているので2週間空けてみました。
6回目（2週間後）
「腰は調子いいです！」
2週間空けて疲労が少しあるのか、右の骨盤は少し硬い感じですが、脊柱は弾力を保てているようです。
「セルフエクササイズをして寝ると。朝起きるとき楽なんです。」
セルフエクササイズも習慣になっているみたいですね。
最初に硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を促していきます。
今回はこれで骨盤は弾力を取り戻していました。
「自然治癒力・回復力あがってますね。」
「自分でもそんな感じします。」
うつ伏せで筋ポンプをして、さらに体液の循環を促していきます。
下肢上肢の関節の可動域をチェックしていきます。
足首が少し硬くなっていたので足首を締める操法をして終了。
足首はハイヒールの影響もあるかもしれません。セルフエクササイズを指導して次回としました。
身体を使えば疲労するのは当たり前、毎日の生活の中でどうやって疲労を取っていくか、どうやって翌日に持ち越さないかが重要です。
毎日楽しみながらケアして、何処も痛まない健康な体を手に入れましょう。
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