歩いて違和感、走ると痛い足底筋膜炎と言われたクライアントさん １
2016/11/23
２カ月くらい前から左足底が痛い市民ランナーのＭさん（３０代男性・公務員）
病院では「足底筋膜炎」と診断され特に治療はなく、ストレッチをするよう言われたそうです。
ストレッチを続けて少しは楽になった感じだそうですが、ウォーキングでの違和感、数百メートルくらいジョギングをすると痛みが出てしまうそうです。
足底筋膜炎の痛みも病院・接骨院では苦手としているところが多いようですね。
初回来室時の症状は
歩くと違和感がある
軽くジャンプすると痛み
かかとと土踏まずの中間あたりに圧痛
がありました。
身体の弾力を検査すると
骨盤と脊柱は弾力が失われ、肩の外転も左右とも１５０度位でした。
ひざ倒しでは右倒しで左腰に張り感がありました。
初回施術
「足底筋膜炎も痛い所に原因はないんですよ」と説明しながら、脳脊髄液の循環を調整し身体の歪みを取っていきます。
脳脊髄液の循環を調整すると、膝倒しでの張り感は取れ、骨盤・脊柱も弾力が出てきました。
左肩の外転も１８０度まで回復しました。右肩は少し渋さが残ります。
右肩の渋さは手の疲労からきているようで、前腕・手部をリリースすると渋さが取れました。
うつ伏せで筋ポンプをした後、足底の圧痛を指標に原因筋を検査していきます。
当整体室での経験則で多い順に疼痛誘発動作をかけていきます。
３か所のポイントで圧痛が消えましたので、そのポイントをリリースしていきます。
圧痛がほとんど気にならなくなったので一度立ち上がって確認してもらいます。
「少し違和感はありますが、ずいぶん軽くなっています。」
朝起きた時の痛みもあるそうですので○部の検査をすると
「痛みが消えます！」
○部もしっかりリリースして再検査、足踏み・ジャンプでも痛みは出なくなりました。
この調子で日常生活での痛みを改善させていけば、ランニング再開も時間の問題でしょう。
セルフエクササイズ・注意事項を説明して次回としました。
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