急性腰痛の方が続いています。揉まれて痛みが強くなっちゃいました 1
定休日に留守電に入っていました。
「明日、一番早く見てもらえる時間で予約したいんですが?」
折り返し電話すると
「前かがみで作業していて、身体を起こすときにギクッとなってしまって...」
腰を伸ばすと痛いそうですが、腰を屈めていれば歩けるそうなので翌日の予約を入れてもらいました。
Nさんは30代の会社員さんで、日頃はデスクワークが中心ですが、たまたま社内の片づけをしていて急性腰痛になってしまったそうです。
来室時は
腰を伸ばすと痛い
咳をしたりすると痛い
座っているのはいいが、仰向けで痛い
腰部付近に圧痛がある
状態でした。
3日前に痛めてしまって、当日他所でほぐし&骨盤調整系の施術を受けたそうですが、
「揉まれて痛みが強くなっちゃいました」
そうです。
施術
座っているのは比較的楽で、仰向けはきつい状態でしたので座位での施術から始めました。
腰部付近に圧痛があるので腰部には触らないで、足部から腰を緩めていきます。
筋膜のつながりを利用して、腰が楽になるポイントを探しながらゆるゆると緩めていきます。
「足首で腰が緩むんですか?」と疑いの問い
「伝統的な整体では『首』と名が付くところは関係があるといわれているんですよ」
頸・手首・腰首・足首...それぞれ繋がっています。
そんな説明をしながら数分、一度立ち上がってもらいます。
「え~ さっきより全然ラク!」
仰向けに挑戦してみると、足を伸ばすと痛みがありますが膝を立ててれば仰向けになれました。
膝を立てた姿勢で腹部を検査していきます。
かなりお腹は硬く感じます。
「筋トレとかしてますか?」
「いいえ、全然。やった方がいいですか?」
「そうではないんですが、ずいぶんお腹が硬いので」
内臓疲労からくるぎっくり腰も考慮して診ていきます。
筋力検査で問題になっているところを探しながら緩めていきます。
腎系と肝系の負担が強いようでした。
ゆるむ感じが出てくるまで手を当てて待っているとお腹がグルグル鳴ってきます。
「よし良いでしょう」
足を伸ばして大の字になれました。
この後は脳脊髄液の循環を調整して再確認。
「だいぶ腰が伸びるようになりました。足踏みをしても大丈夫です。」
今回は深追いせずここで終了、次回予約を入れて終了としました。
ぎっくり腰と言われるような急性の痛みも、その背景には慢性的な内臓疲労からくるものも多く見受けられます。
取りあえず揉んでもらったり、骨盤をバキッとするのは危険なこともあります。
完全予約制 (当日予約も可)
今すぐお電話を 027-326-3323
ホームページを見たとお電話ください。
メールでのお問い合わせはこちらから⇒ |