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座っていて立ち上がるとき痛い腰痛 1

   

地元の接骨院の先生が腰痛で来室されました。

日頃からFBなどで拝見していましたが、お会いするのは初めてでちょっと緊張しました。

来室時の症状は腰痛で、座っていて立つのが辛いそうです。

1週間くらい前に腰を痛めてしまい、セルフケアで改善してきたそうですが、2~3日前にまた痛むようになってしまったそうです。

その他に右足底の痛みがありました。

 

座位で検査をすると

仙腸関節、特に右仙腸関節が硬い

脊柱の弾力が失われている

肩甲骨の動き・肩の外転の可動域が狭くなっている

状態でした。

大分疲れが溜まっているようです。

 

仰向けで足を伸ばすと違和感があるそうなので、取りあえず仰向けが出来るように腹部の深層筋から緩めていきます。

膝倒しでは両方とも腰背部に張りが出るので、頸部を緩めるセルフエクササイズで全体的な緊張を取っていきます。

3分ほどで張り感が取れてきました。

取れにくい腰背部の張りは前腕・母指球で反応がありました。

仕事柄、上肢の疲労からきているようでした。

 

改めて硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を促していきます。

これで膝倒しはほぼほぼOKに。

うつ伏せで筋ポンプをしてさらに体液の循環を高めていきます。

一通り調整した後、右足底の状態を確認します。

土踏まずを押圧した違和感を指標に疼痛誘発動作をかけていきます。

 

アキレス・ふくらはぎ・ハムスト・腸脛靭帯・殿筋、

殿筋で反応がありました。

殿筋を緩めると足底の違和感も軽減してくれました。

これで一度起き上がって確認してみます。

うつ伏せから正座になるときに軽い痛みが出ましたが、座位で腸骨活点を取ると軽減してくれました。

仙腸関節の可動・脊柱の弾力・肩の外転とも改善していました。

 

仕上げに再度硬膜の調整をして起き上がるとき(仰向けから起き上がりで)軽く痛みが出ました。

これは頸部の緊張からくるようでした。

筋膜のつながりを使って胸部から緩めると起き上がりもスムーズになってくれました。

「かなり楽になりました。」

変化を実感出来て一安心、セルフエクササイズの説明をして次回としました。

 

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