寝違えで首痛の会社員さん 1
寝違えで首痛のSさん(20代会社員)
年に2~3回寝違えで首痛になるそうです。
来室の前日から痛みが出てしまい、このままでは仕事に差し支えがあるので来室されました。
来室時の痛みは
右振りむきと上向きが痛い
状態でした。
朝は起き上がるのも大変だったそうですので、座位で緩めていきます。
寝違えで首筋が痛いと痛い所にサ〇ンパスなどを貼っていますが、多くの場合あまり効果はありません。
そこが原因ではないからです。
Sさんの首痛の原因を探っていきましょう。
痛みの出る2~3日前に久しぶりの筋トレをしたそうです。筋膜のつながりからも腕からの影響は考えられますので、疼痛誘発動作をかけてみます。
上腕・前腕・手掌でそれぞれ反応がありましたが、最も変化があった上腕から緩めていきます。
「でも腕だとは思いもしませんでした!」
右振りむきは7割減、上向きは3割減くらいになったそうです。
もう一度検査をすると今度は胸筋で反応がありました。
やっぱり筋トレで大胸筋とか大きくしたいようですね。
胸肋部を緩めると右振りむきはほぼ痛みなし、上向きで半減位になりました。
上向きは胸鎖乳突筋で大幅に可動域が改善しました。
これで一度仰向けになって硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を促していきます。
普通に痛み・可動域を広げるだけよりも、脳脊髄液の循環も改善しておくと回復がスムーズになります。
すこし膝倒しで腰の張りが残りましたので、腹部の深層筋を緩め起き上がってもらいます。
「起き上がるのも気になりませんでした。横向き上向きも大丈夫です。」
週末にゴルフの予定が入っているそうですが、もう少し経過を見てから判断するようアドバイスをして次回としました。
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