騙し騙しプレーしていたが、いよいよ痛みが強くなったオスグットの中学生1
オスグットと言われたひざ痛で来室のK君は中3のサッカー部員。
当室で踵の成長病が改善した親戚の紹介で来室です。
来室時は痛い左足を引きずるように歩いていました。
最初は中1の時に膝が痛くなったそうですが、ひざの炎症と言われ湿布などで騙し騙しプレーしていたそうです。
1カ月ほど前からは痛みが強くなり、足を引きずるようになってしまったそうです。
当室では重症の度合いを、痛みの強さよりも痛みの期間の長さで評価しています、などと話をしながら検査を進めていきます。
痛いのを我慢してプレーしているためか、身体の緊張が強い状態です。
硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を促していきます。
仰向けの姿勢で荷重が掛かっていない状態で、疼痛誘発動作をかけて痛みの原因筋を探していきます。
腹部・臀部・下腿部で痛みが軽減しました。
ひざ下の圧痛も下腿部外側の筋膜をリリースすると軽減していきます。
次に立位で膝の屈伸を確認します。
立位でも検査の結果、腹部・臀部が邪魔をしているようでしたので、立位のままリリースしていきます。
完全には取り切れませんでしたが、しゃがめるようにはなりました。
全体的には痛み半減くらいでしたが、軽いジャンプができるところで終了としました。
長い間痛みがあるということは言い換えれば、その間に自然治癒しなかった、若しくは痛みが出やすい癖がついてしまった・症状をこじらせてしまったと考えています。
回復力(自然治癒力)を上げつつ、こまめに痛みの出る癖を取ることで、早期の回復を目指します。
完全予約制 (当日予約も可)
今すぐお電話を 027-326-3323
ホームページを見たとお電話ください。
メールでのお問い合わせはこちらから⇒ |