立ったり座ったり・お辞儀で痛い腰痛 ２
数年来のクライアントさんで、茨城から1～2カ月に1度来室されるＳさん（50代・会社役員）
仕事柄お付き合いのゴルフ（月数回）や長時間の会議などで腰に負担を溜めやすかったのですが、ここ2～3年はあまり「何処其処が痛い」という話はありませんでした。
今回は珍しく「前の腰痛の初期のような痛み」と急きょ予約となりました。
主訴は
お辞儀をすると腰が痛い
立ったり座ったりで痛い
腰痛でした。
2回目（4日後）
「翌日は痛みが強くなりましたが、昨日今日はだいぶ楽になってきました。」
前回施術後は長距離の運転をし、帰宅後に長時間（10時間くらい）休んだそうです。
寝腰の可能性もありそうです。
動作検査をしていくと
立つとき・立ちきったときに腰・背中の痛みが残る。
座っている時は同じような動作をしても痛くない。
寝た姿勢では痛みはない（右膝倒しで左腰にツッパリ感がある程度）
です。
硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を促すと、膝倒しでのツッパリも消えますが、起き上がるとき立つときの痛みが残ります。
古武術由来の手技で8割方は取れましたが
「最後ビリっとした痛みが残るんですよね」と、残り2割が取り切れません。
疼痛誘発動作で原因筋を探していきますが、なかなかヒットしません。
ここで改めて前回施術翌日の痛みが出た状況を確認し、寝腰の可能性があると推理しました。
腹部・腰背部の深層筋に刺激を入れていきます。
もう一度確認です。
「これまでで一番楽！」
寝腰の体操をおさらいして次回としました。
寝腰の体操や四股踏みなどで体感の深層筋を活性化させましょう。
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