腰痛のあと残った、右腰から膝にかけての痛み痺れ 1
2017/08/18
紹介で来室のNさん(40代男性)
腰痛(どちらかというと左側)で1カ月ほど前から病院にかかり、腰痛自体はお薬の治療で緩和したそうですが、右腰(臀部鼠径部)から膝にかけての痛み痺れに悩まされているそうです。
右下肢の痛み痺れはお薬での治療では改善しなかったそうです。
仕事柄中腰での作業が多く、朝の内はまだ我慢できるそうですが、午後からは痛み痺れがきつく辛いそうです。
座位から立ったりする動作時や、就寝時に仰向けになれないなどもあるそうです。
検査をしていくと
全身ガチガチに緊張しており、骨盤・脊柱は可動性を失い肩・肩甲骨も制限されていました。
仰向けになると痛み痺れが強くなるので、仰向け膝立ての姿勢で施術を始めました。
腹部の深層筋にコンタクトすると足を伸ばしても痛み痺れがなくなるそうですが、リリースしようと深くまで手を入れると痛みを訴えます。
季肋部や下肢から腹部を緩め、何とか仰向けで足を伸ばしての施術が可能となりました。
脳脊髄液の循環を調整し全身の緊張を緩め、さらに腹部を緩めていきます。
これで膝倒しでの腰の張りも軽減してくれました。
仰向けでの下肢の痛み痺れは取れているので、座位になって確認です。
「今のところ大丈夫みたいです。」
今度は立ち上がってみます。
「立つときは大丈夫でしたが、しばらくすると痛み痺れが出てきました。」
立位で痛み痺れが再発するので、下肢の筋に疼痛誘発動作をかけていきます。
足首周辺・ふくらはぎ・脛の外側・ハムスト...
大腿外側部で痛み痺れが消失しました。
大腿外側部の緊張を剥がすように緩めて再確認
「今度は大丈夫そうです。」
Nさんの場合、症状を軽減することも大事ですが、体液の循環力を高め自然治癒力が発揮できる身体に調整する必要があります。
セルフエクササイズをおさらいして次回としました。
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