15年前のオスグットが再発してしまった営業マン氏 1
子供のころオスグットだったFさん(20代男性・営業)
スポーツマンで週1回程度ロードバイクで汗を流しているそうです。
1カ月ほど前から膝痛が再発し
曲げると痛い
押すと痛い
状態です。
特に膝立ちで脛骨粗面が床に突くと痛いことに不便を感じているようです。
接骨院などで電気治療・マッサージを受けましたが、あまり軽減しなかったそうです。
最初にひざ下の圧痛の解除から始めます。
組織復元法で確認しますが
「さっきより良いが、それほど軽減していない」
ようです。
圧痛箇所以外の問題で痛みが出ているかもしれません。
切り替えて脳脊髄液の循環調整を行います。
調整後に残る膝倒しの違和感は、肩甲骨・手掌で解除できました。
次に膝の曲げ伸ばし。
仰向けで荷重をかけていない時で、お尻と踵は握りこぶし一つ分くらいまで曲がります。
残る握りこぶし一つ分を疼痛誘発動作で検査していきます。
大腿前面・大腿後面・腹部深層の筋筋膜で反応がありました。
其々筋筋膜を緩めていくと踵がお尻に付くようになりました。
ひざ下の圧痛も
「今は痛くない」
と軽減していたので膝立ちを試してみます。
「まだ痛いですねぇ」あまり軽減していないようです。
正座では
「曲げる痛さは取れましたが、ひざ下が床に突くと痛いです。」
再び仰向けの姿勢に戻ってひざ下を押してみると
「寝た姿勢だと押されても痛くないです。」
膝立ち・正座などの重力が掛かったことにより痛みが出るようです。
仰向けでリラックスした姿勢での筋筋膜の調整では取り切れない、荷重時の筋筋膜の緊張が残っていたようです。
痛みの出る膝立ちの姿勢で、疼痛誘発動作をかけていきます。
腹部深層筋と殿筋群で痛みが消失することが判りました。
そのままの姿勢で腹部と臀部を緩めていきます。
もう一度仰向けから膝立ちの姿勢になって再検査します。
「今度は大丈夫です!」
正座でも
「正座も大丈夫です。」
日常的に車の長距離運転や休日のロードバイクなどで、疲労が蓄積していたようです。
セルフエクササイズをおさらいして次回としました。
完全予約制 (当日予約も可)
今すぐお電話を 027-326-3323
ホームページを見たとお電話ください。
メールでのお問い合わせはこちらから⇒ | ![]() |