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小学生最後の試合を前に、両ひざ痛になってしまったサッカー少年 1

   

紹介で来室のU君(小6)は、地元のチームで活躍するサッカー少年。

 

夏ごろから、走ったり階段の昇降で両ひざに痛みを感じるようになってしまいました。

接骨院や整体に通いましたが、なかなか回復しなかったそうです。

現在のチームでの最後の試合を控え、チームメイトのご父兄に当整体室を紹介され来室されました。

 

来室時の症状は

速足で歩いても膝が痛い(当然走れば痛い)

階段の昇りで膝が痛い(ワンフロア位ならいいが、ツウフロアになると痛い)

状態だそうです。

 

しかし

ひざ下に圧痛はない、

曲げても痛くない、

等から、前の接骨院でもオスグットとは言われなかったそうです。

 

両ひざにサポーターをしていますが、付けていると少し楽だそうです。

 

階段や走る場所がないので、その場でジャンプをしてみて痛みの確認をしました。

 

膝の曲げ伸ばしなどで痛みが無いことから「ひざの問題」ではないと考え、施術に入りました。

最初に脳脊髄液の循環を高める操法から。

 

少し残る膝倒しの渋さは、下腿部と肩甲骨のポイントで取れていきます。

腹部の深層筋を触診しようと触れていくと圧痛が強かったので、身体のつながりを使って遠隔で緩めていきます。

腹部は上腹部の緊張も強いので、横隔膜や腹直筋も緩めていきます。

これで少し深く深層筋にコンタクト出来るようになりましたので、じっくり緩めていきます。

 

これで一度起き上がってジャンプしてみます。

「まだちょっと痛い」

今度は立位のまま腹部にコンタクトしてジャンプしてみると

「痛くない」

ようなので、立位のまま緩めていきます。

その場でのジャンプの痛みは解消できたので、初回は深追いせずに終了。

 

身体の循環を高めるケアと、腹部の深層筋を緩めるセルフエクササイズをおさらいして次回としました。

 

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