腰が痛くてよく眠れない、圧迫骨折歴ありの骨粗しょう症の80代女性
先日の足底筋膜炎のサッカー部の中学生のお祖母さん(80代)です。
(孫の中学生は早々にサッカー部の練習に復帰しているそうです。)
普段は県外に住んでいますが、たまたま群馬に遊びに来ていてお孫さんの回復話を聞いてご自身も整体を受けたいと来室されました。
来室時の状況は
腰背中は丸まっていて仰向けはきつい(圧迫骨折歴あり、骨粗しょう症と診断されている)
右下の横向け寝になると股関節(大転子)付近が痛い、左わき腹付近が痛い
左下の横向け寝になると左わき腹付近が痛い
歩き初めに右股関節が痛い
状況でした。
この痛みのために夜もうつらうつら寝ているような状態だそうです。
病院では痛み止めをくれるくらいだそうです。
少しでもゆっくり休んでもらえるように施術を進めていきます。
左下で横向け寝、膝の間に枕を挟むと少し楽そうなので、この姿勢で右股関節周辺の施術をします。
右下になると圧迫されて痛い感じがするそうですが、特に圧痛箇所は見つかりません。骨盤を少し傾けると痛みが強くなるそうなので、その動作を基準に疼痛誘発動作をかけていきます。
右大腿部外側で反応がありました。
左下の横向け寝に体位変更して、右大腿部から臀部にかけて痛みを確認しながら、筋膜をリリースしていきます。
今度は左下で痛む左わき腹痛の現箇所を探していきます。
左わき腹痛は殿筋群のリリースで解除できました。
もう一度寝返りをして右下の横向け寝になるとき寝返り痛がありましたが、骨盤の関節動作法で痛みを解除し右下横向け寝に。
「さっきより楽だね」
今度は自宅でも出来るようにセルフエクササイズとして覚えて帰ってもらいます。
左右ともラテラルライン・ディープフロントラインの問題が影響していて、かつ仰向けは難しいので「シェー体操」をアレンジしてやってみます。
動かして痛みのある時は無理せず足首回しから、調子が良い時は股関節を動かします。
左右とも実際に体操しましたがその間も横向け寝での腰痛は無し。
起き上がって足踏みをしてみます。
「朝よりは良いけど、まだちょっと痛い...」
座位でもう一度殿筋群を緩めて再確認。
「今度は良いみたい」
立ち姿勢も腰が伸びて足取りも軽くなりました。
今回はここまで、これからもお電話でフォローするとお話しして終了としました。
ゆっくり眠れるようになるといいですね。
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