寝違えで、振り向くと痛い・上を向くと痛い首痛のパート主婦 2
「振り向くと痛い・上を向くと痛い」と来院のFさん(40代・パート主婦)
5日くらい前からの症状で、病院ではレントゲンを撮りましたが骨には異常がなかったようで、湿布を処方されたくらいで「何もしてくれなかった」そうです。
接骨院では「冷えのせいですよ」といわれ、温めたり低周波治療器?(パットを立てるとピクピクするやつ)を当てていました。
しかしなかなか痛みは取れなくて、ネットで寝違えの症例を見て予約となりました。
車の運転は危ないのでご主人の付き添いでの来院でした。
来院時の状態は
左右振り向くのも上を向くのも痛い
朝起き上がるのは痛くて大変
な状態でした。
2回目(2日後)
「まだ朝起きるのは痛いけど、左右振り向くのはだいぶ回るようになりました。」
今回も付き添いのご主人によれば、朝起き上がるときの痛みも時間で言えば、以前より半分以下の時間で起き上がれるようになっているようです。
座位で確認してみると左右振り向くのは、まだ本来の可動域ではありませんが、大分楽そうに横を向けていました。
試しに腸骨活点を押さえると、左右の振り向きはほぼ正常域、上向きも少し改善します。
起き上がり時の痛みが残っているので、今回も座位でIポジションから始めます。
はじめての前回よりも上手にできました。
左右の振り向きはほぼ正常域まで改善しました。
上向きがまだ残るので、上肢からのIポジションをやってみます。
「あ~ これ伸びるわ~」
何処が伸びるかよくわからないそうですが、伸びて気持ちいい感じがあるそうです。
もう1回
今度は最終のポーズの時に、首の上向きを試してみると
「あっ 上向けてる~」
上向きの可動域も広がるようです。
腕もしくは肋骨辺りに問題が残っていそうです。
上向きの可動域も少し広がったので、仰向けになってもらいます。
硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を高めてから、肋骨の動きをチェックしていきます。
肋骨の動きの悪くなっているところを、古典調整(手技の名称)で解除していきます。
肋骨も動きが出て呼吸も楽になったところで、1度起き上がりを試してみます。
うつ伏せになって、四つん這いになって、正座をして立ち上がります。
すこしゆっくりではありますが、特に痛みもなく「普通に」起き上がれました。
今度はうつ伏せで肋骨の硬さを古典調整で解除していきます。
寝返りで1周して、四つん這い、正座、立ち上がりが更にスムーズになりました。
「これで打ちの片づけ事が出来る」
と言っていましたが、休み休み・ボチボチやってくださいね。
Iポジションのセルフケアバージョンをレクチャーして次回としました。
念のため、年内もう1度来てもらうことにしました。
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