尾骨の打撲?or尾骨の成長痛?と言われている小5女児 2
2018/02/14
授業などで長時間座っていたり立ち上がるとき臀部が痛いと、群馬県の東毛地区から来院のFさん(小5・女児)。
ミニバスを頑張っているFさんが臀部の痛みを訴えたのは、去年の秋ごろから。
最初の病院ではレントゲンで骨折等は見当たらなかったそうで「ミニバスなどで尻餅などをついて、気が付かないうちに打撲したかもしれません」と言われ、湿布などを処方され様子を見るように指導されました。
1カ月ほどしても痛みが引かないので別の病院へ行ったところ、今度は「尾骨の成長痛でしょう」と言われ、同じく湿布を出されたそうです。
前の病院でも湿布では改善しなかったので病院での治療をあきらめ、民間療法を探して当整体院へたどり着いたそうです。
来院時の状態は
長時間座っていると痛い
立ち上がるとき痛い
仰向けで足を伸ばすと痛い
状態でした。
走ったりジャンプしたりした時の運動時痛や、尾骨周辺の圧痛はありませんでした。
症状的には当院でも改善実績の多い、典型的な「尾骨の変位(歪み)による痛み」と思われます。
2回目(1週間後)
「偶に痛くなるけど、だいぶ楽になった」
そうです。
偶に痛くなるのは、午後の授業などで気になるそうです。
もう少し突っ込んで聞いてみると
「漢字の書き取りなどで」ずっと下を向いて書き物をしている時は気になったそうです。
他に長時間仰向けで足を伸ばしていると「嫌な感じ」だそうです。
検査をしていきます。
上部胸椎・肩の外転は少し動きが渋めです。首の動きも上向きで詰まり感・違和感がありました。
仰臥位での両足挙上も、少し渋めですが痛みは出ませんでした。
足を伸ばしていても、このくらいの時間であれば違和感もないそうです。
最初に硬膜の調整をして、脳脊髄液の循環を促していきます。
両足挙上も、ハムストのストレッチ感は残りますが、スムーズに挙がるようになりました。
残る両足ハムストのストレッチ感を指標に、疼痛誘発動作をかけていきます。
もちろん下肢の影響は考えれますが、今回は上肢・首・肩周辺をターゲットに検査していきました。
首から胸部にかけての筋で、大きく反応が得られました。
いくつかの筋・筋膜をリリースするとハムストのストレッチ感も取れ、両足挙上もさらに挙がるようになりました。
下向きの姿勢が長くなると、
頸椎に負担 ⇒ 腰椎に負担 ⇒ 骨盤の後傾 ⇒ ハムストの緊張 が考えられます。
最後に座位で尾骨の調整をしておきます。
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