立つとき腰が痛い、慢性腰痛で来院のスポーツマン会社員さん ３
数年前からの腰痛で来院のＴさん（３０代男性・事務職）
朝起きた時・立ち上がった時に腰を伸ばすと痛みがあるそうです。
来院時の状態は
立つとき（動作の途中で中腰の時と直立して伸ばしきるとき）に腰が痛い
状態でした。
日頃からスポーツ（フットサル）をやっているそうなので、疲労性の腰痛の可能性や正月休み明けなので寝腰を念頭に施術を始めました。
3回目（3週間後）
腕肩はさらし固定で楽になったそうです。フットサルも（筋肉痛も出ましたが）楽だったように気がするそうです。
手首足首のさらし固定で変化の出ている部分と、立つとき痛い・寝腰用の腰痛は安定しないなど、もう少し深い原因があるようです。
しかしデスクワークでの痛みや、起床時の痛みは安定していないようです。
痛みの検査をしていきます。
立つとき痛い腰痛は、腹部の深層筋・腰背部の深層筋・殿筋群で軽減します。
何処がと言うよりも、何処でも変化しているようです。
全身疲労と考えられます。
痛みの強くなった直前は、仕事も忙しく睡眠時間も短かったそうです。
また仰向けでの腰痛は、これらの筋肉と関係の深い腎系の調整で軽減します。
肉体疲労から内臓系の疲労までになっている可能性があります。
仕事にフットサルに頑張りすぎですかね？
最初に硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を促していきます。
左右の股関節の動きで左腰部に痛みが出るのは殿筋群のリリースで解除できましたが、その後仙骨のヘリに痛みが出ました。
この痛みは股関節周辺のリリースで解除できました。
左腰部の痛みは大腿外側の筋リリースで軽減できます。
すこし堂々巡りのようになっていたので、いったん症状を追いかけるのを中断して、肉体疲労の軽減と内臓を重点的に施術をしていきます。
仰向けでの施術がひと段落したところで、起き上がりの痛み・立ち上がりの痛みの再検査です。
起き上がりは大丈夫でしたが、立ち上がりで動作初めで痛みが残っていました。
動作初めの痛みは首の可能性があるので検査すると、反応がありました。
リリース後再検査すると大丈夫となりました。
施術結果のレビューと、今後の通院の提案をして次回としました。
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