走ると痛い、しゃがむと痛いオスグットの中1サッカー部 1
西毛地区の西部から来院のS君(中一・サッカー部)
夏休み明けごろから、走ったりしゃがんだりすると左ひざが痛くなってしまいました。
病院での診断はオスグットと言われ「少し練習を休んで、ストレッチをしなさい」と言われたそうです。
痛みは軽減せず近くの接骨院へ通い電気治療を受けていましたが、こちらでも痛みは軽減しなかったそうです。
今は痛みを我慢しながら練習しているそうです。
知り合いのお子さんが当院でオスグットが改善したと聞き来院されました。
来院時の状況は
走ると左ひざが痛い(歩くのは大丈夫)
しゃがむと痛い(90度位)
ひざ下に圧痛がある
状態でした。
痛みのきっかけは相手選手との接触で膝を打ってからの症状とのこと、打撲による筋緊張も視野に施術していきます。
施術
検査では骨盤・脊柱・肩の外転とも動きが悪く、大腿部や臀部は筋肉の張りが強い状態です。
「痛みが強い時は筋トレをしています。」
かなり疲労が溜まっているようです。
いつもは脛骨粗面の圧痛や関節動作法から始めますが、今回はまず疲労を取れるように硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を上げていきます。
それほど時間はかかりませんが、すやすやと寝息が...
かなり疲れています。
循環が上がった後は張りの強い大腿部や臀部・腹部をカウンターストレインで緩めていきます。
下肢の緊張が大まかに弛んだ後は、膝の屈曲を調整していきます。
関節動作法・二骨間関節動作法を試してみますが、あまり変化がありません。
まだ膝の動きを妨げている筋緊張が有りそうです。
疼痛誘発動作で原因筋を探していきます。
ハムストや大腿外側の筋筋膜の癒着があるようです。
若干痛みを伴いますが、筋筋膜の癒着を剥がしていきます。
大腿部の癒着が剥がれると、寝た姿勢(非荷重時)での膝の屈曲は大幅に改善しました。
次は立位からの膝屈曲です。
「あ~ やっぱり痛いです。」
先程よりは深く曲がりますが、しゃがみ切れない状態です。
更に疼痛誘発動作で原因筋を調べていきます。
腹部深層筋・骨盤内深層筋・腰背部深層筋...
なかなかヒットしません。
再度下肢に移って
ハムスト・大腿四頭筋・大腿外側・アキレス...
アキレス腱でしゃがめるようになります。
アキレス腱から下腿三頭筋にかけて緩めると、
「だいぶ良い感じです」
ひざ下の圧痛も
「最初よりも楽です」
と改善していたので深追いせずに終了としました。
セルフエクササイズのおさらい、次回施術までの過ごし方などを説明し次回予約を入れて終了。
付き添いのお母さんは
「病院や接骨院へも付いていきましたが、ここまで症状が変化したのは初めてです。」
S君やお母さんにも、回復の手ごたえを感じてもらえたようです。
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