急性肩こり？がアキレス腱で改善した会社員さんの事例 １
「首・肩が痛いんです」と東毛から来院のＫさん（３０代男性・事務職）
来院時の状態は
肩・首の凝りが強くて痛いくらい
だそうです。
１０日ほど前に某所で強揉みのマッサージを受けてからの症状だそうです。
それまでは全く肩こり・首こりは感じなかったそうです。
「急性肩こり」と言う言葉があるか判りませんが、急に強い肩首こりを感じるようになったそうです。
強揉みによる筋緊張や筋損傷の可能性も視野に施術に入りました。
骨盤・脊柱・肩外転の動きも固く、首の後屈で痛みもありました。
仰臥位の膝倒しでも左右ともツッパリが出て、特に右倒しは動きが渋い感じでした。
バンザイ検査も左は比較的動きますが、右は動きは悪くなっています。（Ｋさんは左利きです）
硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を高めていきます。
全体的に動きは軽くなったようですが、右膝倒しの渋さ・右肩の動きの悪さは、まだ少し残るようです。
四肢の循環も高めていきます。
各々の関節の可動域は広がりますが、右膝倒し・右肩の問題は今一つでした。
特に身体を緊張させないように注意をしながら、ＴＬで原因筋を探していきます。
最初のポイントでヒットしました、左アキレス腱です。
左アキレス腱をチェックしていると、膝倒し・バンザイともスムーズになります。
様子を見ながらアキレス腱周辺をリリースしていきます。
膝倒し・バンザイもスムーズになったので、起き上がって再検査です。
首肩の凝り感・首の可動時の違和感も取れていました。
当初は首・肩への強揉みが原因と思われましたが、強揉みはきっかけに過ぎなかったようで、それ以前の下腿部の疲労が原因のようでした。
注意事項を説明して次回としました。
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