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走ったり体重をかけると膝が痛い、オスグットの野球少年 2

      2018/10/02

「走ったり体重をかけると右膝が痛い」野球少年のY君(小5)

2カ月くらい前からの症状で、縄跳び大会の練習等の疲労が重なって発症したようです。

接骨院へ通っていたそうですが、今回当整体室への相談となりました。

 

来室時の状態は

しゃがむと右ひざが痛い(110度位はしゃがめる)

右足に体重をかける(投球動作時など)と痛い

状態です。

その他に右肩・右ひじの可動制限(痛みはない様でした)がありました。

検査をすると

骨盤・脊柱の弾力が失われ、右肩外転・右肘屈曲の可動制限がありました。

右肩の外転は90度位で、それ以上は体幹を側屈してしまいます。

 

2回目(4日後)

午前中試合をしてからの来院でした。

通常の両足での膝屈伸、ランニング時のひざ痛は取れていました。

肩・肘の動きも少し渋さはありますが、可動制限は取れていました。

 

さすがの回復力です。

 

来院時は片足(右足)での膝屈曲での痛みが残っていました。

今回の目標は片足スクワットでの膝痛の解除です。

 

硬膜の歪みを調整して脳脊髄液の循環を促していきます。

 

膝倒しや非荷重時の膝屈曲は大丈夫です。

 

うつ伏せになって更に膝屈曲を追いかけます。

うつ伏せでは両足とも膝屈曲で大腿前面の強い張りがありました。

 

骨盤内の深層筋で解除できました。

 

ここで一度起き上がって検査します。

膝の屈伸は大丈夫。

右足のスクワットは改善していますが、深く曲げると痛みが出ました。

 

疼痛誘発動作で追いかけます。

 

骨盤内の深層筋、アキレス、足裏のアーチで反応がありますが、今一つ安定しません。

 

上半身もチェックしていきます。

腋下、肘、肘で反応がありますした。

右肩甲帯から肘、・前腕にかけてリリースして再検査。

 

まだ少し残りますが、深追いせずに今回はここまでとしました。

 

下腿部・足底の骨格の引き締めのセルフエクササイズをおさらいして次回としました。

 

付き添いのお母さんも「前回の整体でだいぶ楽になったみたいで、お世話になってよかったです」と喜んでいただけました。

 

もう少しですね、一緒に改善していきましょう。

 

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