歩く・走るでカカトが痛い北毛のサッカー少年 １
北毛から来院のＲ君は小4のサッカー少年。
半年くらい前からサッカーの練習後にカカトが痛くなり、最近では歩いてもカカトが痛いそうです。
最初は左足のカカトが痛かったのですが、今は両足のカカトが痛いそうです。
病院での診断は「骨膜の炎症」だそうです。
来院時は
足踏みで両足カカト（特に左）が痛い
押すと圧痛がある
状態でした。
その他検査をすると
骨盤の動きが硬直している
肩の動きが制限されている
状態でした。
最初にカカトの圧痛を解除していきます。
当院の整体の考え方を説明しながら、筋膜のつながりをたどり圧痛の原因筋を緩めていきます。
アキレス腱移行部、内側クロスポイントまで関連していました。
左は私、右足は付き添いのお母さんにやってもらいました。
説明をしながらでも数分で圧痛が解除できました。
お母さんも結構上手です。
次に仰向けで硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を促していきます。
渋さが残った膝倒しの動きも、腹部の深層筋を緩めると見違えるほどスムーズになりました。
ここで一度起き上がって足踏みをしてもらいます。
「痛いです。」
立っての痛みは残っています。
最初に説明した通り、圧痛が取れても足踏みでの痛みが残るのは織り込み済みです。
足踏みの動きを指標に疼痛誘発動作をかけていきます。
まだ腹部と骨盤部の深層筋が残っています。
立位のまま動作法を使って緩めていきます。
「これでどうですか？」
「痛くない！」
「えっ 痛くないの！？」（お母さん）
軽めのジャンプ（縄跳びを飛ぶくらい）も痛みなく出来ましたので、初回は終了。
もちろんこのまま痛みのない状態が安定するわけではありませんが、セルフエクササイズと数回の通院で痛み無くサッカーが出来るようになるでしょう。
遠方（北毛）からの来院でしたので、再度セルフエクササイズをおさらいして次回としました。
カカトの痛みがいつとれるか判らない中、半年も我慢してサッカーをしていたＲくん。
もう大丈夫、もうすぐ痛みなくサッカーが出来るようになるからね。
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