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背中を揉まれて、張り凝りが強くなってしまった事務職の女性 1

   

背中の張り凝りが辛いと事務職のUさん(20代・女性)

 

先日首の寝違えをしてしまったそうで、職場近くの鍼灸接骨院で治療を受けました。

主に鍼灸の治療で、1回でとても楽になったそうです。

「背中や首も凝っているようだけど保険でやってあげる」といわれ、2回ほど通って揉み解してもらったそうです。

 

しかし背中の張り凝りに関しては、かえって以前より辛くなってしまって、揉んだりボキボキしない当院へ。

 

来院時の状態は

背中から首にかけて張り凝りで辛い

腕も重い

状態でした。

 

骨盤・脊柱は硬直し肩外転は左右とも可動制限がありました。

 

試しに骨盤にTLすると肩の動きはスムーズになります。

肩周辺の緊張は骨盤の硬直からきているようです。

この身体の状態でいくら肩周辺を揉み解しても、肩は楽になりません。

 

まずは骨盤の動きの改善からです。

 

最初に硬膜の調整をして、脳脊髄液の循環を促していきます。

膝倒しの渋さが残りますが、足関節の調整で解除できました。

足関節の調整で膝倒しがスムーズになるとともに、骨盤の可動性も回復していました。

 

背中の張り凝りは脊柱の際に残っていました。

これは上肢の筋硬結を緩めると改善できました。

起き上がって再確認すると

「すごく楽です。肩と手は繋がっているんですね!」

 

セルフエクササイズをおさらいして次回としました。

 

彼女の背中の張り凝りは足関節の不具合⇒骨盤の硬直と、上肢の疲労とくに手掌の疲労からくるものでした。

辛い背中をいくら揉み解しても、原因がそこにはありませんでしたので改善しなかったわけです。

そして刺激過多となって、揉み返し?となってしまったようです。

 

 

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 - 寝違え, 慢性肩こり