有痛性外脛骨と診断された足首痛で来院の高崎市の中学生 1
2018/10/12
「有痛性外脛骨も見てもらえますか?」と問い合わせをいただいたのは、高崎市内の中学サッカー部I君のお母さん。
夏休み中の合宿で左足首を捻ってしまい、接骨院で治療を受けていましたがなかなか痛みが取れなかったそう。
1カ月くらいたってから整形外科を受診したところ「有痛性外脛骨でしょう」と診断され、あまり激しい運動は控えるように言われたそうです。
このままサッカーを諦めるか...
知り合いの息子さんが当院でオスグットが改善した話を聞き、来院されました。
来院時の痛みの状態
最初の捻挫直後は歩くのも痛かったそうですが、今は歩くのはほぼ痛くないそうですが走ると痛みがあるそうです。
試しに縄跳びジャンプをしてもらいます。
着地の時に左足首内くるぶし下付近に痛みが出ました。
内くるぶし下には圧痛もありました。
検査
骨盤の動きは左右とも硬く脊柱の動きも良くありません。
肩の外転も左180度に対し右は120度くらいで、付き添いのご両親も驚いていました。
施術
最初にくるぶし下の圧痛の解除から始めました。
筋膜のつながりを辿って圧痛が軽減・消失するポイントを探していきます。
I君の場合は脛骨の内側のポイントで圧痛がほぼ消失することが判りました。
ポイントが判ればリリースするのはセルフケアでも出来ます。やり方を教えてI君自身にリリースしてもらいます。
圧痛の具合を確認しながら1分位で圧痛は消えました。
この時点ではジャンプでの痛みは5割減くらい、もう少し原因が残っていそうです。
施術台に乗ってもらい脳脊髄液の循環を促す施術をしてきます。
要所要所をチェックしながらちょっと長めの操法になりました。
疲労が溜まっていたようです。
これで膝倒しもスムーズ、内くるぶし下の圧痛も消失していたので、再検査してみます。
骨盤は弾力性を取り戻し脊柱はもう少しですが、右肩の外転は180度まで挙がるようになっていました。
お母さんから「肩は触っていないのに...」驚いておられました。
ジャンプ着地時の痛みは先ほどよりも軽減しましたが
「まだちょっと残っています」
「最初が10の痛みだとすると、今はいくつぐらいですか?」
「う~ん 2か3くらいかな」
もう少し追いかけてみます。
寝転がった姿勢では痛みは再現できないので、立位でジャンプをする動きに疼痛誘発動作をかけていきます。
腹部の深層筋と殿筋群で反応がありました。
立位のまま緩めていきます。
もう一度ジャンプしてみます。
「おぉ 痛くない。」
もう一度ベッドに寝てもらって、さらに腹部と臀部を緩めておきます。
もう一度ジャンプをしてみて
「大丈夫です!」
セルフエクササイズのおさらいをして次回としました。
付き添いのお母さんも
「これでサッカーを続けさせてやれそうです、ありがとうございました。」
と喜んでいただけました。
有痛性外脛骨も元気が一番整体室なら、改善可能なスポーツ障害です。
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