マラソン大会後から踵が痛い、足底筋膜炎と言われているOLさん 2
11月初旬のマラソン大会後から足底が痛いFさん(20代・OLさん)
病院では「足底筋膜炎」と診断され、しばらく走るのはお休みしインソールを作って利用していました。
通勤時はインソールを敷いたスニーカーを使っていて「それなりに楽な感じがする」そうですが、仕事中はパンプスに履き替えて、パンプスにもインソールを敷いていますが「痛みはあまり減っていない感じ」だそうです。
2回目(5週間後)
当方の都合で間隔が空いてしまい、申し訳ありませんでした。
この間は
「こちらに来る前から見ると痛みは半減した感じ。スニーカーだと歩いてもそれほど痛くありませんが、パンプスだとまだちょっと...」
という状態です。
スニーカーや裸足の時は、セルフエクササイズで腸骨稜の溝を取っていくとかなり楽になりますが、パンプスを履いている時はあまり変化しない感じだそうです。
ここら辺にまだ問題が隠されていそうです。
最初に脳脊髄液の循環を調整し、身体から疲労を取っていきます。
ひざ倒しを指標に下肢と上肢を使って、残った体幹の緊張を取っていきます。
一通り全身の調整が終わったところで、足底筋膜炎の痛みを取っていきます。
この時点で足底の圧痛は取れていました。
立ち上がって足踏みを試してみます。
「う~ん 立ち上がる瞬間に少し違和感が残るんですよねぇ。」
立ち上がり時の違和感を指標に、疼痛誘発動作をかけていきます。
前回の腸骨稜で痛みは取れますが、放して何回か立ったり座ったりすると段々と違和感が出てくるようです。
もう少し追いかけてみます。
腰背部の深層筋・肩甲間部・腋下...
頸部の側部で反応がありました。
「こんなところが関係あるんですか?」
「筋膜のつながり的にはあるようですね。」
更にここを緩めるのは胸部の〇〇筋を使いました。
「身体って繋がっているんですねぇ。」
「ホント不思議ですよね~」
頸部が緩むと立ち上がり時の違和感は取れ、足踏みやその場でのモモ挙げでも痛みは再発しませんでした。
胸部の深層筋は仕事でうつむく姿勢が長いことも影響して良そうです。
セルフエクササイズをおさらいして次回としました。
走るのはもう少し待ってもらって、日常での(特にパンプス時の)痛みを確認してもらいます。
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