スノボーで転倒し腰部の打撲と診断されている尾骨痛の20代男性 1
スノーボードで転倒し、腰部の打撲と診断されているKさん(20代男性・会社員)
お正月休みにスノーボードで転倒し腰部を痛めてしまったそうで、病院でレントゲン検査の結果は「骨には異常なし、腰部の打撲」だったそうです。
湿布を処方されていますが、3週間たっても痛みが治まりません。
ネットで「尾骨痛」を検索し来店されました。
来院時の状態は痛いのは尾てい骨(尾骨)周辺で、
長く座っていると痛い
椅子から立つ時座るときに痛い
尾骨の右側に圧痛が有る
状態でした。
動作を確認すると前屈・後屈・右への回旋で痛みがあります。
立ったり座ったりの痛みは、尾骨への関節動作法で軽減されたので、「打撲による尾骨の歪み」と診立て施術に入りました。
まず応急的に関節動作法で立ったり座ったりと右回旋の痛みを改善していきます。
「固定されていると良いんですが、放すとまだ痛みがあります。」
「大丈夫です、これからが本番です。全身の歪みを調整していきますからね。」
施術台に足を伸ばして仰向けになると尾骨周辺に痛みがあります。
膝立ての姿勢で痛みが軽くなるので、腹部を重点的にリリースしていきます。
リリース後に足を伸ばしてみると
「さっきよりもだいぶ良いです。」
素早く脳脊髄液の循環調整をしていきます。
膝倒しで左倒しで尾骨痛が残りましたので、疼痛誘発動作をかけて原因個所を調べていきます。
右のハムスト・腸脛靭帯周辺で反応がありました。
少し痛みがあるようですが、筋膜を剥がすようにリリースしていきます。
「結構痛いです。」
「左の同じところと比べてみましょう。」
「左はそんなに痛くないです、右は凝っているんですかねぇ。」
「そんな感じですねぇ。」
ハムストと腸脛靭帯を緩めると膝倒しの痛みは取れてくれました。
これで一度起き上がってみます。
寝返り動作はほぼ痛みなし
座っている感じは楽な感じ
と改善出来ましたが
立ち上がり動作は動き始めで少し痛み
座る動作は座ってから力を抜く(少し骨盤が後傾する)と痛み
がありました。
座って力を抜く(骨盤を後傾する)動きからチェックしていきます。
殿筋群、起立筋、肩甲骨周辺...
反応がありません、背面では無さそうです。
腹部深層筋、腹直筋、
腹直筋で反応がありました。
再び仰向けで腹直筋を緩めていきます。
普段から腹筋を鍛えているそうでかなり硬直していました。
腹直筋をリリースすると骨盤後傾時の痛みもほぼ解消しました。
最後に立つ時の痛み。
「さっきよりも軽くなってますが、少し残っている感じです。」
腹部からチェックしていきます。
腹部は反応なし、胸部・頸部で反応があります。
より反応した頸部を緩めてみます。
上肢の筋膜ラインを利用して頸部を緩めると
「立つ時の痛みも楽です。」
取りあえず確認した痛みは軽減できました。
尾骨は柔らかい骨・関節なので安定するには時間がかかる(目安は数回)旨説明して次回としました。
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