ジャンプの着地と走ると痛い、シーバー病(踵の成長痛)のバスケ部の中学生 2
病院で「シーバー病(踵の成長痛)」と言われ、バスケ部の部活を休んでいるM君(高崎市・中2男子)
11月中旬ごろからバスケの練習中ジャンプの着地で右かかとが痛くなり始め、湿布や市販の衝撃吸収パットなどで対処していたそうです。
12月後半くらいには走っていても痛くなってしまったため、1月になって病院を受診したそうです。
病院では「シーバー病(踵の成長痛)」と言われ、「痛みが減るまで(成長期が終わるまで)練習(激しい運動)は控えた方が良い」と指導されたそうです。
治療は湿布を貰ったそうです。
以前オスグットで通院されたお子さんのご父兄からの口コミで来院されました。
来院時は
歩くのは大丈夫だが走ると痛い
ジャンプの着地で痛い
カカトを押しても痛くない
状態でした。
2回目(10日後)
「走るのはだいぶ良い感じです。ジャンプの着地は、前よりはいいですが痛みがあります。」
ジャンプをする練習は見学していますが、それ以外は練習に参加しているそうです。
着地時の痛みの感じは、初回来院時を10とすると6か5くらいだそうです。
整体室内でジャンプをしても「今は痛くはない」そうです。
来院時はひざの屈伸をすると、右膝が少し曲げにくい感じがするそうです。
膝倒しの検査では可動範囲は左右ともありましたが、動きが渋い(力が抜けない)感じでした。
仰向けの姿勢で膝を抱えてみても、痛みや違和感はありません。
最初に身体の疲労を取るべく、脳脊髄液の循環を調整していきます。
膝倒しもスムーズになりました。
うつ伏せで膝の屈曲を検査すると、右膝は曲がり切らない状態です。
仰向けだと何処かが代償していたようです。
うつ伏せの膝屈曲を指標に、疼痛誘発動作をかけていきます。
最初のアキレスでヒットしました。
アキレス腱周辺のリリースをすると、膝屈曲もお尻までペタッと付くようになりました。
一度立位での膝の屈伸を確かめてみます。
「膝の違和感はなくなりました。」
試しにジャンプをしてみると
「最初よりも楽、踵でドンと着地が出来るようになっています。」
練習復帰して走るようになったので、下腿部が疲労して膝や踵に負担が掛かっていたようです。
骨盤内の深層筋もリリースして再度確認です。
店先のコンクリの上で靴(スニーカー)を履いた状態でジャンプをしても、着地痛は無かったので深追いせずに今回は終了。
下腿部・ハムストのセルフエクササイズをおさらいして次回としました。
症状が軽減して練習復帰すると、それまで使っていなかった筋肉の疲労などによって、症状の戻りや別の痛みが起こることがあります。
最初によく説明しておけばあまり不安に思わずに対処できるので、初回の施術前の説明は大切です。
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