変形性と診断されている、歩くと痛い・階段で痛い股関節痛の主婦 1
2019/02/11
紹介でご来院のGさん(50代主婦)、3カ月前からの右股関節痛のご相談です。
病院では「変形性股関節症」と言われ、股関節周辺を鍛えるトレーニング指導と痛み止めを処方されたそうです。
受診から3カ月たって症状に変化が無く、病院では手術を勧められたそうです。
元気が一番整体室へは知人の紹介で来院されました。
来院時の状態は
歩くと違和感がある、長く歩くと痛みになる
階段の昇り降りで痛い
靴下を履いたり前屈みで痛みがある
状態でした。
動作検査で後歩きをしてもらいましたが、前歩きよりも楽で
「ほとんど痛くない」状態でした。
整体施術でも改善可能と判断し施術に入りました。
骨盤・脊柱とも可動性が落ちていました。
肩の外転は右肩が「3年位前の四十肩の影響で挙がらないんです」だそうで、110度くらいで可動制限がありました。
これも一緒に改善しましょう。
脳脊髄液の循環を調整し、身体の疲労を取り全身のバランスを整えていきます。
左膝倒しでの右腰部の引き攣れは右肩甲骨下の硬結のリリースで改善できました。
四十肩の影響で歪みが固定化し、右股関節に負担をかけている可能性もありそうです。
右股関節は屈曲(大腿部を前へ挙げる)よりも伸展(後ろへ蹴る)ほうが、可動制限があり痛みがも発生するので、進展動作を指標に疼痛誘発動作をかけていきました。
うつ伏せで足を挙げる動作をしながら問題個所を探していきます。
腰背部の深層筋・仙骨部で反応がありました。
まず腰背部の深層筋から。
深層筋の硬直を捉えながら動作法で緩めていきます。
ワンセット終わった後、再検査をすると
「だいぶ良いです。」
仙骨部のリリースもワンセット行うと、さらに改善しました。
次に右肩の調整で肩甲帯のリリースをしていきます。
右肩の90度外転しての内外旋で内旋時に痛みがありましたので、操体法のKポジションで調整。
残る可動制限は手掌の筋膜リリースで改善しました。
これで一度起き上がって再検査です。
肩の外転は150度位まで回復。
足踏みでの股関節痛は「今は大丈夫」
ステップ台を使っての段差の昇り降りは
「昇りは大丈夫。降りる時後ろへ降りるのは大丈夫だけど、前へ降りるのはちょっと痛い」
前向きに段差を降りる動作を指標に疼痛誘発動作をかけます。
腹部の深層筋にかけると痛みは軽減します。
立位のままリリースし再検査すると
「だいぶ良い感じです。」
セルフエクササイズと注意事項(筋トレはしないこと)を説明し、次回としました。
知人から話を聞いたときは「ちょっと大げさな」と思ったそうですが、思ってた以上の改善で知人の話も納得したそうです。
その話を聞いて当方もほっと一安心です。
ありがとうございます。
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