歩くのも痛い、オスグットと診断されている小5の男児 2
右ひざ痛で、歩くのも痛いK君(小5・ラグビー)
2か月くらい前から右ひざが痛み出し病院では「オスグットでしょう、1年か1年半で自然に治ります。」と言われたそうです。
治療は超音波治療が中心で、その他にシップを処方されているそうです。
騙し騙しラグビーをやっていましたが、先日の試合で痛みが強くなってしまいました。
1年か1年半もスポーツが出来ないのも可哀そう、とお母さんに連れられて来院されました。
来院時は
歩くのも痛みがあり、右足を引きずって歩いている
少し曲げるもの痛い
ひざ下に圧痛がある
状態でした。
2回目(5日後)
「歩いたり階段の昇り降りは痛くない。長く座っていてからの歩き出しや長時間の正座(習い事で正座をするそうです)・ひねる動作で少し痛い。」
だいぶ痛みは取れていました。
ラグビーの練習はお休みし回復に努めたそうです。
施術前の検査ではひざ屈伸・ジャンプ・短時間の正座は大丈夫でしたが、ひねる動作での痛みが確認できました。
骨盤・脊柱の弾力性はあります。
肩の外転も真上まで行きますが、少し渋い感じで、前腕の太さ重さが気になります。
お母さんにお聞きすると前日に和太鼓の練習があったそうです、なるほどそれですかね。
仰向けでのひざ倒しは左右ともOK。
ひざ抱えは痛みはありませんでしたが、若干患側の右は違和感があるようです。
下肢のポイントを確認すると拇趾中足骨とハムストのポイントで反応がありました。
ハムストから剥がすようにリリースしていきます。
中足骨付近の筋膜・骨膜は古典調整(手技の名前です)で足関節を調整すると緩んでくれました。
ここで一度確認します。
立位での右からの捻り(後ろを振り向く動作)。
痛みは取れていましたが、少し動作がぎこちない感じです。
操体法の重心移動の法則を説明してもう一度。
痛みなくスムーズに捻れました。
今度はうつぶせで股関節伸展位でのひざ屈曲です。
最終可動域(踵がお尻につく辺り)で少し痛みがあります。
アキレス・ハムスト・骨盤内の深層筋で反応がありました。
それぞれリリースすると踵をお尻につけた時のひざ痛は解消されていました。
再度仰向けで足上げを片足ずつ。
左足はスムーズですが右足はまだ重い。
いろいろ筋筋膜を調べていきますが、手応えがいまひとつです。
経絡も今一つでした。
お腹が少し固めでしたので頭部第二を取りますがもう少し残る感じ。
ストレスを疑って、前頭骨のポイントをTLするとこれがヒット!
ブレインジムの手法でストレスを和らげ再検査。
スムーズに挙がるようになっていました。
施術後の検査で
ひざ屈伸・ジャンプ・正座・立位の捻りも痛みなく動作もスムーズになっていました。
最後に右下腿部の二骨間を締めて終了としました。
軽いジョギングから体を動かすようアドバイスして次回としました。
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