歩くだけでも踵が痛い、踵骨骨端症(シーバー病)と診断されている小学生 1
歩くと踵が痛いMさん(小6・女児)、バレエを習っています。
以前から痛みがあったそうですが、最近痛みが強くなり歩くのも痛い状態です。
病院では「踵骨骨端症(シーバー病)」と診断されています。
痛みは左かかとで来院時は
歩くと(踵をつくと)痛い
押しても痛い
状態でした。
バレエを習っているだけあって全体的に関節は柔軟ですが、左骨盤と右股関節に可動制限がありました。
最初に自分でも治せるように圧痛を解除するセルフケアから始めました。
踵の圧痛をセンサーに脛骨内側を下から緩めていきます。
数分緩めると
「今はそれほどでもない」くらいに軽減しました。
足底や拇趾中足骨でも反応がありました。
バレエのレッスンで足は負担は強いるようです。
次に立って痛みをチェックしてもらいます。
「まだ痛いです。」
立位のままで疼痛誘発動作をかけていきます。
大腿部・腹部・臀部で反応がありました。
足踏みをしてもらいながらそれぞれ緩めていくと
「さっきよりも良い」
と痛みの緩和を実感して貰えました。
ここから負荷と休養のバランスの説明をしながら、脳脊髄液の循環を調整して疲労を解除していきます。
右股関節・左骨盤の動きは渋さが残ります。
大腿後面外側を緩めて股関節・骨盤の動きを調整していきます。
次に左肩・腕の水平内転の動きが良くなかったので肋間を緩めていきます。
手首は骨折の後遺症で掌屈制限がありました。
前腕を緩め少し可動範囲が広がるとさらに肩の動きはスムーズになりました。
最後立位でもう一度、腹部深層筋・殿筋を緩めて再検査します。
足踏みでの痛みは
「今はそれほどではない」
ところまで軽減しています。
Mさんの主観的な評価では
10→4 およそ半減しているようです。
セルフエクササイズのおさらいと注意事項を説明し次回としました。
踵骨骨端症(シーバー病)・いわゆる踵の成長痛も、ただ安静にしたりストレッチをして、自然と痛みが軽減するのを待つ痛みではなくなっています。
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