立ってると両足踵が痛い、パート勤務の女性 1
両足踵痛で来店のTさん(60代女性)は、立ち仕事中心のパート勤めをしています。
半年くらい前から両足の踵が痛くなってしまいました。
お医者さんには行かずに、ご自身でシップやサポーターで対処していましたが、仕事の後は歩くのも大変になってしまいました。
お知り合いのご紹介で来店されました。
来店時は休日でしたが、
歩くと痛い
押すと痛い
状態でした。
朝よりも仕事の後のほうが痛みが強いそうです。
最初に踵の圧痛の改善から始めます。
ご自身でセルフケアできるように説明しながら、Tさんにもやってもらいながら進めます。
踵の圧痛は脛骨内側の硬結を緩めると
「ずいぶん楽になりました」
大幅に改善しました。
自分でも改善できると回復も早いんです。
ここから検査に入りました。
骨盤・脊柱の動きが硬く、肩の外転も渋さがありました。
両ひざ倒しは少し渋い(改善してみると渋かったのがわかる程度)
両足挙上は重さがありました。
セルフケアで脳脊髄液の循環を調整すると、動きはスムーズになります。
動きが軽くなる理由(原理)を説明しながら、数分間セルフケアすると、それまでの両ひざ倒しの渋さ・両足挙上の重さが取れ
「今までは動きが悪かった」のが実感できたようです。
さらに本式に脳脊髄液の循環を調整して、身体の疲労を取っていきます。
仰向けのままで踵の圧痛を確認すると、(軽減していますが)
「まだちょっと...」ありましたので、疼痛誘発動作で検査していきます。
骨盤部・腹部・腰背部の深層筋で反応がありました。
右の踵はどちらかというと腰背部、左は骨盤部の深層筋が影響しているようです。
じっくりとリリースしていきます。
残る圧痛は開帳足に起因する痛みでした。
お聞きするとパート中は安全靴を履いているそうです。
安全靴・長靴で下肢の痛み(足底や坐骨神経痛)になる人、多いです。
ここで一度、検査のため立ち上がってみます。
「ずいぶん軽くなっています。」
まだちょっとあるそうなので、立位で検査していきます。
再度腰背部・骨盤部の深層筋を立位でリリースすると
「ほとんど痛くないです」
と改善しました。
最後に開帳足のテーピングをして次回としました。
踵に触れるのは痛みが軽くなっているかどうかだけで、今回も踵の痛みを取るのに踵は施術しませんでした。
これからは仕事中・仕事後の痛みがどれくらい出て、自分でも改善できるか、経過を見ていきます。
ご紹介のクライアントさんを診るのは、いい意味でプレッシャーがありますね。
しっかり結果を出してご本人にも、紹介くださった方にも喜んでもらいたいですね。
完全予約制 (当日予約も可)
今すぐお電話を 027-326-3323
ホームページを見たとお電話ください。
メールでのお問い合わせはこちらから⇒ | ![]() |