腰痛で来店の4月から大学生のレスリング選手 1
県外から市内の大学に入学が決まったS君(4月から大学生)
アマレスの選手で大学でもレスリングを続けるそうです。
半年くらい前から左腰の腰痛がひどくなり、その後左下腿部にしびれが出るようになってしまいました。
病院では「椎間板へルニア」と言われ、「分離症」の治った後もあると言われているそうです。
動作確認では前屈がつらく、回旋でも痛みがありました。
セルフケアの筋膜ポンプで反応を確かめますが、あまり良い反応は得られませんでした。
疲労が強いようです。
改めて脳脊髄液の循環を調整して疲労を解除していきます。
両ひざ倒しの渋さが乗りましたので疼痛誘発動作で確認すると、アキレス腱で反応が得られました。
腰部や肩甲帯・上肢では反応は見られませんでした。
まずはアキレスをリリースしていきます。
アキレスで若干の改善がみられると、肩甲帯や胸部でも反応が得られるようになりました。
疲労が層のようになっている感じです。
次は片足ずつ挙上を確認していきます。
やはり左足はツッパリ感が強いようです。
下腿部後面・大腿部後面を検査しますがあまり反応がありません。
片足挙上で反応があったのは腹部・骨盤部の深層筋でした。
挙上時の腰痛や下腿部のしびれも腹部・骨盤部のリリースで改善が見られました。
しびれは特定の動作をすると戻りやすい状態ですが、関与する筋筋膜は探せましたので、しっかりセルフエクササイズを行ってもらいます。
今度は座位・立位での前屈の再検査です。
来店時よりも可動範囲が広がりましたが、もう少し追いかけていきます。
腰背部の深層筋と広背筋で反応がありました。
特に広背筋は可動範囲を広げてくれるようです。
広背筋をを緩めると、座位での前屈はだいぶ可動範囲が広がりました。
最後に立位での前屈です。
30度くらいのお辞儀が60度くらいはできるようになっていました。
ひざを曲げてお辞儀をするとさらに深く前屈が出来るので、タイトハムの体操を指導して次回としました。
それぞれの筋・筋膜のリリースも大切ですが、まず前提となる身体の疲労を解除する必要があります。
次回までにしっかりとセルフエクササイズを行い、身体の疲労を解除してもらいます。
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