走ると痛い・押すと痛い、有痛性外脛骨と言われた小学生 1
2022/01/07
西毛地区から来店した、サッカー少年のR君(小6)
1か月くらい前から左足の内くるぶし下が痛くなり、その後右足も同様に痛くなってしまいました。
病院での診断は「有痛性外脛骨」でシップ等を処方されました。
1か月たっても痛みは引かず、ネットで元気が一番整体室を見て来店されました。
来店時の状態は
歩くのは大丈夫
走ると痛い
内くるぶし下の外脛骨付近を押すと痛い
状態でした。
検査をすると
左の骨盤と右肩の回転の動きが硬くなっていました。
走る代わりにジャンプ検査をしてみます。
歩くのは痛くないもののジャンプでは痛みが出てしまいました。
最初に「外脛骨」があっても痛みが取れることを判ってもらうために、圧痛の解除から始めました。
圧痛を確認しておいて脛骨内側の詰まりを探して取っていきます。
ポイントをとらえるとR君も
「さっきより痛みが軽くなった」
と実感して貰えました。
右足はこちらで施術しましたが、左足はR君がセルフで解除しました。
ジャンプ検査も当初の痛みが軽減していました。
外脛骨の痛みが取れることを実感して貰えたところで、実際に整体を始めていきます。
仰向けで両ひざ倒しをしてみます。
右倒しで左腰背部に軽く張り感があります。
疼痛誘発動作で原因を探っていきます。
ハムストで反応がありました。
ハムストを剥がすようにリリースしていきます。
右倒しは楽になりました。
すると今度は左倒しが少し気になります。
左倒しはアキレスで解除できました。
ここで脳脊髄液の循環を調整して疲労を解除していきます。
さらに両ひざ倒しが楽になったところで、再度圧痛の解除をしていきます。
少し圧痛が戻っていましたが、脛骨内側・大腿内側・腹部深層筋・足底で圧痛が解除でき、戻らなくなりました。
起き上がってジャンプ検査をします。
「さっきより楽です。」
少し気になるようなので、ジャンプ検査で疼痛誘発動作をかけていきます。
腹部・骨盤部の深層筋で反応がありました。
立位でリリースするとジャンプ検査も「痛くない」となりました。
この間外脛骨は触っていません。(R君が圧痛を確認しただけです。)
このことからも有痛性外脛骨は外脛骨が原因でないことがわかります。
セルフケアのおさらいをして次回としました。
筋筋膜の問題が大きいので、トレーニングなどで筋疲労などが起これば痛みは戻ります。
しかしセルフケアで痛みを緩和しつつ、更なる原因筋を突き止めていけば早期の回復も可能でしょう。
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