腰を反らすと痛い・体前屈で痛いサッカー少年 1
腰を反らすと痛い・体前屈で痛いと来店のO君(小学生・サッカー)
最初は腰椎分離症を疑って病院で検査を受けましたが「骨には異状なし」で、当整体院へ来院されました。
特に痛いのは左腰で、来院時の状態は
ほとんど腰を反らせない
体前屈も痛みが出る
腰の右回旋でも痛みがある
状態でした。
検査で左骨盤の可動性が失われていることが分かりました。
仰向けで足を延ばすと腰が痛いので、ひざを立てた状態でチェックすると、腹部はかなり硬直しています。
疼痛誘発動作で細かく診ていくと、骨盤内の深層筋が影響していることが分かりました。
膝立のまま骨盤部・腹部の深層筋を緩めると足を延ばして仰向けになることができました。
脳脊髄液の循環を調整して身体の疲労を取っていきます。
ひざ倒しの右倒しで左腰背部に痛みが残りました。
もうお腹では反応しません。
下肢からチェックしていくと、股関節で反応があります。
股関節は動作法で大転子をリリースすると、左腰背部の痛みも軽減しました。
残ったハリは脾経・胆経の経絡の調整で解除できました。
ここで一度起き上がって検査してみます。
起き上がりの動作もスムーズです。
最初に後ろ反らし。
「もう痛くないです。」
体前屈も
「大丈夫です。」
後ろ反らしも体前屈ももう少し可動域が広がったほうが良さそうです。
腰の後ろ反らし・体前屈を指標に疼痛誘発動作をすると、殿筋群で反応がありました。
殿筋群をリリースすると後ろ反らし・体前屈とも可動域が広がり動きがスムーズになりました。
初回はここまでとし、食事の注意とセルフエクササイズをおさらいして次回としました。
筋筋膜性の腰痛の場合、単にオーバーワークなだけでなく内臓疲労などにより疲労が抜けにくい状態になっていることがあります。
「痛みが取れた」だけではなく、痛みが出にくい(動きやすい)状態を維持できるようにサポートしていく必要があります。
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