腰を反らすと痛い・体前屈で痛いサッカー少年 3
腰を反らすと痛い・体前屈で痛いと来店のO君(小学生・サッカー)
最初は腰椎分離症を疑って病院で検査を受けましたが「骨には異状なし」で、当整体院へ来院されました。
特に痛いのは左腰で、来院時の状態は
ほとんど腰を反らせない
体前屈も痛みが出る
腰の右回旋でも痛みがある
状態でした。
3回目(10日後)
日常生活では、腰も膝も全く痛みがなくなったので練習をしたところ、踏ん張ったときに右ひざ痛が再発してしまったそうです。
念のため整形外科で診てもらったところ、両膝蓋骨に先天的な問題があるとの診断で大腿部のストレッチを指導されたそうです。
ご家庭でセルフケアをして痛みが減るそうですが安定しないため、再来院されました。
右ひざの上方外側に圧痛があり、屈曲時とジャンプなどで痛みがありました。
この膝蓋骨の問題は当整体院でも何例かの改善例があります。
両ひざの問題ですが痛みは右だけなので、この辺りを糸口に改善していくこととしました。
まず右膝周辺の圧痛ですが、大腿前面外側の筋膜リリースで解除できました。
屈曲時痛は腹部の深層筋を緩めると取れますが、少しすると再び戻ります。
ご家庭でのセルフケア時でも、こんな感じだそうです。
股関節や足関節の調整をしても改善をしますが、安定しないようです。
筋筋膜の問題よりもメジャーな原因があるようです。
ちょうど痛みを訴える箇所が「腸」のツボ付近であり、以前から食生活についてはお聞きしていたので、大腸小腸を意識して腹部を緩めていきます。
少し痛がりますが、時間を掛けてお腹を緩めると、徐々にお腹も柔らかくなってきました。
お腹が緩むとひざ上の圧痛は戻らなくなりました。
膝の屈曲も大丈夫。
ジャンプの着地時の痛みがもう少しでしたので、下腿部の弛み捻じれを調整してみます。
調整後はさらしで固定しておきます。
この間、脳脊髄液の循環を調整して身体の疲労を取っておきます。
さらし固定をしている状態であれば、ひざ屈伸・ジャンプ・反復横跳びも痛みなく出来るために、しばらく固定しておくようにアドバイスして次回としました。
彼の場合、浮指問題・食生活の問題・筋筋膜の問題などが影響して、弱いひざ周辺に症状を出している可能性があります。
先天的な膝蓋骨の問題は、まったく影響ないとは言えませんが、メジャーな問題ではないように考えられます。
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