夏の大会前の調整に来室の高校球児 1
地元の高校の野球部のK君(高校生・野球部)
3か月前に肩の痛みで施術しましたが、その後、彼からの紹介のチームメイトの話から問題ないことは承知していましたが、来室は久しぶりでした。
前回以降肩の状態は問題なしですが、
少し疲れが抜けにくく身体が重い
もう少し股関節の動きを良くしたい
そうです。
少し脊柱や肩の外転が硬い感じがします。
脳脊髄液の循環を調整し、疲労を取っていきます。
股関節の屈曲では右股関節に制限が感じられました。
疼痛誘発動作で脛骨内側の硬結を押さえると可動域が広がります。
少し痛みを伴いますが、脛骨内側の硬結を取っていきます。
硬結を処理すると股関節の屈曲も可動域が広がりました。
一度起き上がって再検査すると
脊柱の可動・肩外転の可動も回復していました。
しかし立位で四股踏みで股関節の可動を確認すると
まだ硬さが残り腰を下げると体幹が前かがみになってきます。
股関節の問題以外に、体幹の問題もありそうです。
大腰筋と腹横筋の関トレをやってみます。
地味な動きですがかなりきつそうです。
これで先程よりはしっかりと四股踏みの形になっています。
深層筋が上手く働かないと四肢の関節も制限される・自由度が狭まります。
夏の大会も間近なこの時期、これからは技術的な問題よりも、如何にコンディションを上げていくかに主眼を置いたセルフエクササイズをおさらいして次回としました。