左腰がしんどいと来室の６０代男性 １
腰がしんどいと知人のMさん（６０代男性）
地域のまとめ役として活躍されている地元の大先輩です。
数か月前から腰痛を抱え、接骨院などで治療して落ち着いていたそうですが、最近土いじりなどをしてから再発し、以前の治療では改善しなくなったそうです。
来室時の状態は
辛いのは左腰で、常に腰が重い・張る感じがするが、長く歩いたりすると更に腰が「しんどく」なる、
そうです。
座位での検査では、骨盤脊柱は緊張しており肩の可動も制限があり腕が重たい状態でした。
身体に疲労が溜まっていることを説明し、仰向けで脳脊髄液の循環調整のセルフケアをしてみます。
もちろん完全ではありませんが、数分で先程までの骨盤脊柱の緊張や肩の可動制限・腕の重さが改善されました。
さらに調整を進めます。
ひざ倒しでの腰部の張り・動きの渋さは足趾の調整をしてみます。
長く歩くと痛くなる脊柱管狭窄症と診断される腰部・下肢痛の方に多い、筋腱の癒着を剥がしていきます。
調整に若干の痛みを伴いますが、痛みに注意をしながら剥がした後は「腰がすごく軽い」状態になります。
足趾からの筋膜のルートを辿りながら下腿部・大腿部の筋腱を剥がしていくと、腰部の症状は取れてくれました。
起き上がり再検査をしていくと腰部下肢の状態は取れましたが、右肩の可動制限・腕の重さが少し残ります。
母指側小指側の筋筋膜をチェックしますが、今一つ改善しきれません。
このところ注意して診ている、新型コロナのワクチンの影響の可能性もありそうです。
リメディ療法で処置していくと、数分で肩の可動域も腕の重さも解消されました。
リメディ療法の後は腰の状態もさらに軽くなったそうです。
セルフエクササイズをお伝えして終了しました。
数日後のお祭りで行き会ったときは
「お陰様でその後はずいぶん調子が良いんだよ」
と喜んで頂けました。
お役に立てて私もうれしかったです。
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