有痛性外脛骨で再来室の中学生女子剣士 2
有痛性外脛骨の痛みで来室のSさん(中一・剣道部)
中学に入って剣道を始めた女性剣士です。
初診は今年(令和4年)の4月下旬で、脳脊髄液の循環調整と筋筋膜へのアプローチで2回の施術で痛みが再発しなくなっていました。
2回目は夏休みも終わりに近づいたころ、3日間の集中稽古の後から外脛骨の痛みが再発してしまったそうです。
この時は、筋筋膜への施術の他、内臓疲労を調整して痛みは消失してくれました。
今回は3回目、外脛骨の痛みの再発は無いが、疲れが溜まっているようで、疲労感があるので早めに来室されたそうです。
来室時の状態は
特に痛いとか凝っているとかは無いが、全体的に身体が重く、疲れている感じ、
だそうです。
施術
骨盤・脊柱の可動性はちょっと渋め、肩の外転・首の前後屈・回旋は可動範囲が狭くなっています。
やはり疲労が溜まっているようです。
脳脊髄液の循環を調整し、リメディ療法で腹部の緊張を取っていきます。
この段階で肩・首の可動範囲は広がりましたが、全体に動きが渋い・重い感じがしました。
下肢から腰背部にかけて筋膜の癒着を取っていきますが、可動範囲は広がりますが渋さと言うか、四肢や頭部の重さが残ります。
彼女は新型コロナのワクチンは打っていないそうですが、ワクチンの副反応に対するリメディを試してみます。
TL検査の要領でリメディを当てると、それぞれの関節の可動範囲が広がり動きが軽くなります。
変化を追いかけてポイントを変えながら数分リメディを当てると、四肢や頭部の重さも取れ、彼女の自覚的にも
「すごく軽くなった!」と改善できました。
使用したリメディは持ち帰ってセルフケアに使ってもらいます。
最近は小中学生にも、新型コロナのワクチン対策のリメディの出番が増えました。