病院でジャンパー膝と言われた水泳選手 1
昨夏に有痛性外脛骨で来室していたR君(中学生・水泳)
有痛性外脛骨時の記事
その後は外脛骨の痛みも取れ、毎日水泳に励んでいましたが数日前から右ひざが痛くなってしまいました。
病院での診断は「ジャンパー膝」、えっ?ということで半年ぶりの来室です。
来室時の状態は
右ひざ周辺に圧痛がある
曲げると痛い
状態でした。
それにしてもジャンパー膝とは???
《施術》
要はレントゲン等では原因が見つからなかったひざ痛だと思うので、筋筋膜性のひざ痛と見当を付け施術はじめました。
毎日数キロも泳いでいるので疲労を取っていくことからか秘めました。
脳脊髄液の循環を調整しても残っているひざ周辺の圧痛は、ひざ周辺の腱紡錘への縦引きで解除できました。
これでひざの屈曲痛も半減しました。
次は下腿部の影響を検査していきます、
ヒラメ筋辺りが影響しているようなので、こちらはアキレス腱と脛骨内側の硬結を処理することで対処していきます。
これで非荷重時のひざの屈曲痛は取れてくれました。
立位でのひざ屈曲はまだ「2~3割痛みが残る」そうなので、体幹の深層筋を検査していきます。
体幹の深層筋と殿筋群で反応がありました。
立位のまま緩めていくと、立位でのひざ屈曲も痛みが取れてくれました。
以前の施術の時も体幹の深層筋の弱化があったので、再度セルフエクササイズをおさらいして終了しました。