走るとカカトが痛い陸上部の中学生 2
知人の紹介で来室のD君(男子中学生・陸上部)
最初1か月位前に右かかとが痛くなり、その後右は良いが左が痛くなってしまったそうです。
来室時の状態は
カカトに圧痛は無い
体重をかけるとカカト(足底)が痛い
今は歩くのも痛い
そうです。
左の臀部にも筋肉痛のような圧痛がありました。
《2回目・一か月後》
前回施術以降は痛みも取れ練習をしていたそうです。
その後一時的に体調を崩し休んでいて、練習再開時に少しカカト痛が出たそうです。
おそらく「寝腰」のようになって体幹の深層筋が弱化してしまったのではないでしょうか。
それらも踏まえてセルフエクササイズを織り交ぜながら施術を始めました。
座位で足関節周辺・体幹の深層筋のチェックの仕方をお伝えし、左右差を感じてもらいました。
座位・立位で体幹の深層筋の働きを出して再び左右差を感じてもらいます。
「しっかりしたような感じがします。」
足踏みをしても軽くなったようです。
体幹の改善の動きも左右差が見られましたので修正しておきます。
歩く・走るで体幹の回旋はとても重要です。
練習前に弱化や左右差を取っておくと、今まで使われていなかった筋肉もしっかり使え、より良い走りになると思います。
次に股関節の屈曲の可動範囲が少し渋めでしたので、筋膜の繋がりをたどりながら改善していきました。
下肢の外側のラインで制限されているようでした。
最後にお腹、当室はお腹を重視した施術をしているのでしっかりと調整していきます。
腹直筋や大網など表層の組織を緩め、お腹も働きやすい状態を作っていきます。
一通り気になる処・負担を受けやすいところを調整するセルフエクササイズをおさらいしていきます。
陸上に関わらず、練習をすれば疲労をします。疲労をした箇所は働きが鈍ります。その負担が他所に負担を掛けたり、負担の箇所を使わない身体の動かし方を学習してしまいます。
そして誤った身体の使い方・身体の癖となって、故障のリスクを高めてしまいます。
決して成長期だからではありません。
日常の小まめなセルフケアが故障のリスクを低減させます。
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